個人の売電が可能に
中国国有送電会社の国家電網は27日、「分散型電源の送電網接続業務の達成に関する意見」を発表した。今後、事業体や個人は分散型電源によって自らに電力を供給するだけでなく、余った電気を売電できるようになる。新華社が伝えた。
分散型電源は分散配置された再生可能エネルギーやクリーンエネルギーを指す。国家電網は2012年10月に「分散型太陽光発電の送電網接続業務の達成に関する意見」を発表した。今回発表された意見は、これを天然ガス火力発電、バイオマス発電、風力発電、地熱発電など全てのタイプの分散型電源に拡大するものだ。
国家電網は送電網接続業務に全力を上げるとしている。分散型電源による発電量は全て売電することも、全て自分で使用することも、余った部分を売電することもできる。不足分の電気は送電網から供給される。電力価格は国の政策に従う。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月1日