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支付宝 北京でタクシー料金支払いが可能に (2)

 インターネットの資料によると、杭州、青島、成都、長沙、深センなど10数都市で、支付宝銭包を利用したタクシー料金支払いがスタートした。だが組織的な導入ではなく、運転手が希望した場合にとどまっている。同関係者によると、タクシーの料金支払いでの導入が実現したことは、支付宝銭包のオフライン業務展開における重要な一歩であり、今後はより多くの都市で普及拡大することが予想されるという。

 ▽微信決済で行列とはお別れ

 支付宝は決済サービスの応用範囲をタクシー業界だけにとどめてはおかない。このほど百貨店の銀泰百貨などと協力し、購入に際して支付宝を利用してレジで支払いができるようにした。

 支付宝のライバル達も応用の可能性を広げ、現金払いに変わるルートを模索している。

 騰訊(テンセント)傘下の決済システム・財付通はこのほど、ディスカウントショップと協力を取り結び、北京のショップ8店舗で微信支付の利用をスタートした。目新しいというだけでなく、レジに並ぶことから解放される点が利用者にとっては魅力的だ。

 ディスカウント店では販売員一人一人にデジタルパッドの支払い端末をもたせており、消費者はほしい商品をカウンターにいる販売員のところに持っていく。販売員がデジタルパッドで商品を読みとると二次元バーコードが表示されるので、消費者は微信アプリでそれを読みとり、微信の決済用暗証番号を打ち込んで、支払い手続きを完了させる。手続きにかかる時間はほんの数秒だという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2013年12月6日

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