中国の開発したレッドレイNVD、武漢で発売開始
中国が開発し知財権も持つレッドレイハイビジョンNVDの再生機とディスクが21日午前、武漢市で正式に発売された。中国の光ディスク産業が「メイド・イン・チャイナ」から「クリエイテッド・イン・チャイナ」への転換を実現したことを示す画期的な出来事となった。中国の開発したNVD技術規格は今後、中国の光ディスク産業が海外のブルーレイ技術に対抗するのを助けることになる。
世界市場の80%のDVD再生機と1億枚以上の光ディスクはいずれも中国製だ。だがDVDの核心技術と特許権は海外企業が握っており、DVD再生機を輸出するためには1台18ドルの特許料を払わなければならず、利潤はとても低い。武漢高科グループは04年末、武漢光電国家実験室や中国科学院上海光学精密機械研究所などの研究機関と共同での技術研究を開始した。これまでにレッドレイハイビジョンNVD核心技術の把握と産業化を実現している。
今回発売されたNVD再生機「九州ハイビジョン」は、12G以上のレッドレイハイビジョンディスクの映像を再生でき、従来のDVDも再生できる。NVDディスク1枚で135分間のハイビジョン映像を連続で楽しむことができる。レッドレイハイビジョンNVDはDVDの生産ラインで生産できる。中国の光ディスク産業は高価な特許料の制約から解放され、世界光ディスク産業の新秩序の構築に参加することとなる。(編集MA)
「人民網日本語版」2009年1月23日