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更新時間:17:47 Feb 06 2009

統計局局長、中国の統計データの信頼性を語る

 国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)の統計委員会第1回会議が4日から6日、タイのバンコクで開催された。中国国家統計局の馬建堂・局長が率いる中国代表団も今回の会議に参加した。馬局長は5日、人民日報のタイ駐在記者に対し、次のように語った。

 07年中国GDPの修正後の最終データが公表されたことは、国際的な話題となった。GDPの統計には非常に複雑なプロセスが必要となる。中国のGDP計算は、初期計算・初期審査・最終審査の3段階にわたって行われる。初期計算は、年度終了から20日以内に速報データに基づいて計算される。その後、年報データや財務データがそろって来るのを受け、初期審査で修正を受けた2段階目のデータが公表される。さらに正確なデータに基づいて修正を受けたデータは年末までに公表され、これがGDPの最終データとなる。

 GDPデータの修正は中国だけのやり方ではなく、国際的な慣例でもある。年報データや財務データはどの国でも少しずつそろっていくものだからだ。米国はGDPに対して5回の修正を行うし、カナダは3回、ドイツも4回の修正を行う。

 中国の昨年第4四半期のGDP成長率が前年比6.8%と発表されると、海外からは2つの声が聞かれた。ひとつは、この数字は実際よりも高いのではないかという声だ。「電力使用量がマイナス成長なのにGDPがプラス成長ということがあるのか」という意見もあるが、経済活動における各種要素の内在的関係に対する理解が不足していることによる誤解だ。もうひとつの声は、この数字は故意に低く発表されたのではないかというものだ。「8%確保という09年の成長目標の前置きとするために、中国政府は前年の成長率を故意に低く発表したのでは」という見方だが、主観的な憶測に過ぎず、根拠は示されていない。

 中国の統計システムはまだ整備が必要であるものの、アジア太平洋地域では比較的進んでいる。中国は統計部門に10万人の職員を抱え、各省市にはいずれも国家統計局直属の調査チームがいる。統計システムも比較的整備され、統計に使用される制度・方法・基準もほぼ国際的なものと言え、経済活動へのサービス能力も少しずつ高まっている。(編集MA)

 「人民網日本語版」2009年2月6日

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