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更新時間:10:56 Mar 24 2009

相継ぐ通貨スワップ協定、人民元は「乱世の英雄」?

 中国人民銀行(中央銀行)は8日、マレーシアの中央銀行であるバンク・ヌガラ・マレーシアと二国間の通貨スワップ協定に調印した。規模は800億元(約400億リンギット)、期間は3年間で、双方が同意すれば期間は延長が可能だ。「国際金融報」が伝えた。

 ▽相継ぐ通貨スワップ協定

 今回の協定以外にも、昨年末から今年初めにかけて、人民銀は各国の中央銀行や各地域の担当部門との間で相継いで通貨スワップ協定を結んできた。2008年12月12日には韓国銀行と1800億元の、09年1月21日には香港特別行政区金融管理局と2000億元の協定に調印した。

 上海財経大学現代金融研究センターの奚君羊副主任によると、米国の低所得者向け(サブプライム)住宅ローンの焦げ付き問題が発端となった金融危機により、米ドルを大量に保有する国々の経済が影響を被った。米ドルへの依存度を引き下げるため、多くの国は米ドル保有量を減らし、その他の通貨で国際的な支払いや決済を行うようになっている。こうした状況の中で人民元というのは悪くない選択であり、今後も少なからぬ国々が、特に中国の周辺国・地域が人民銀と通貨スワップ協定を結ぶことになるとみられる。

 上海交通大学安泰経済・管理学院国際金融研究センターの潘英麗主任によると、中国が保有する巨額の外貨準備や他国に比べて相対的に好調な経済状況を踏まえて、少なからぬ国々が中国との通貨スワップ取引を求めている。一方で中国政府も現在、人民元の国際化には賛成の方針で、このため中国と他国・地域との通貨を相互に交換するというやり方は今後も引き続き行われるものと予想される。

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