ASEAN+3財務相会議、CMI規模を拡大
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東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国、日本、韓国の13カ国の財務相会議が22日、タイのプーケット島で開催され、この地域のマクロ経済情勢や当今の危機に対する各国の政策・措置、東アジアにおける財政金融協力といった重要な議題について集中的に話し合いが行われた。中国からは財政部の謝旭人部長が代表団を率いて出席した。新華社が伝えた。
各国の財務相は、当今の危機や課題に応じるために積極的な措置を取り、地域の経済・金融の安定を維持すべきであると強調。会議では「アジア経済金融安定行動プラン」が審議・発表され、対外債務の返済が困難になった国に米ドルを融通する「チェンマイ・イニシアチブ」(「CMI」)の規模をこれまでの800億ドルから1200億ドルに拡大することや、今年5月をめどに重要事項について合意に達するよう目指すことなどが明らかにされた。(編集KS)
「人民網日本語版」2009年2月23日