2009年3月25日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
更新時間:13:10 Mar 25 2009

新エネルギー産業の発展を重視 原発も規模拡大

 国家能源(エネルギー)局の張国宝局長はこのほど閉幕した第11期全国政治協商会議第2回会議での発言の中で、当今の金融危機によりエネルギーの需給問題が緩和されたからといって、新エネルギー産業の発展を軽視するわけにはいかない。新エネルギーを重視しなければ、10年経っても日本に追いつくことはできない、と強く訴えた。「市場報」が伝えた。

 張局長によると、長期的にみて、エネルギー構造を改善するには、再生可能エネルギーと新エネルギーとの発展を積極的に進め、中国の一時エネルギー消費におけるクリーンエネルギーの割合を継続的に高めていくことが必要だ。世界的な金融危機の下で、中国は新エネルギーの発展に力を入れる必要がある。

 現在、世界の多くの国では新エネルギーの発展を金融危機に対処するための重要な措置と位置づけている。米国のオバマ政府は7870億ドルに及ぶ経済対策を打ち出し、新エネルギーの発展を経済低迷から脱却し、雇用機会を創出し、今後の発展で重要なポイントを占めるための重要な戦略的産業だととらえて、今後3年をめどに再生可能エネルギーの生産量を2倍に増やすとしている。

 2009年2月、就任間もない米国のヒラリー国務長官は、世界経済危機のさなかに中国を訪問。訪中の狙いは経済問題だけでなく、気候変動やエネルギー問題についても話し合うことにあった。

 石油や石炭などの化石資源は今後ますます減少し、20年後には原子力発電産業が世界的に新たな復興を遂げることが予想される。現在、世界のエネルギーの16%は原子力発電によっているが、中国ではこの割合が2%にも満たない。

 張局長が述べたところによると、中国では最近、原発の建設ペースが着実に加速しており、建設中の原発炉は22基に上るほか、建設に向けた前期作業のゴーサインが出た原発炉が11基ある。中国の原発発展史の中で建設規模がこれほど大きくなったのは現在が初めてだ。さらに今年は新たな原発の建設も予定されており、世界初の第三世代原子力発電所が今月中にも浙江省三門で建設をスタートする予定だ。

 既存の原発発展計画によると、2020年をめどに、中国原発の発電容量は現在の1千万キロワット未満から4千万キロワットに増える見込みだ。張局長は「2020年に中国の原発発電容量が4千万キロワットを達成するのは問題がなく、1億キロワットを超える可能性もある。天然ウランの問題は基本的に解決している。少なくとも2030年までは中国には十分な天然ウラン資源がある」と述べた。(編集KS)

 「人民網日本語版」2009年3月23日

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