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更新時間:14:41 Mar 26 2009

4兆元投資策は来年の経済成長の基礎づくり

 


 中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策委員会の樊綱・委員は25日、香港で開かれたアジア投資フォーラムに出席した際、「中国の4兆元経済刺激策は、金融の『ブラックホール』を埋める必要がなく、直接実体経済をサポートすることができる。市場が自然回復する前にいち早く生産能力過剰の解決を助け、来年の中国経済成長に良好な基礎を打ち立てるものだ」と語った。樊委員の発言の要約は以下の通り。

 4兆元の経済刺激策は、中国の経済成長率8%の達成に役立つ。これは米国の8千億ドルの景気対策法案とは違う。なぜなら、金融の「ブラックホール」を埋める必要が無いため、全ての資金が実体経済に対して効力を発揮し、需要を作り出すことができるからだ。

 中国経済は今年、特別な時期を迎えている。企業の生産と利益はすぐには増加を回復できないかもしれないが、中国経済は4兆元投資策に後押しされ、今年から生産過剰の解決に向けて歩みだし、出来るだけ早い経済回復のために条件を作り出していく。

 4兆元投資策の実施は、在庫整理が今年から始まることを意味する。つまり市場の自然回復を待つ必要がないということだ。ここから来年の経済成長のために良好な基礎を打ち立てていく。

 中国の財政赤字は今年、9500億元となる見込みだ。来年までに個人投資も増加を始めると見られ、政府の投資と共に経済回復の重要な動力となるだろう。

 実際、中国経済にはすでに回復の兆しが表れている。例えば自動車販売台数の上昇、不動産産業の回復、電力使用量などの経済指標の回復などだ。中国経済は今年第2四半期から第3四半期にかけて、はっきりと上昇し始めると予測される。(編集SN)

 「人民網日本語版」 2009年3月26日

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