2009年4月2日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
更新時間:13:21 Apr 02 2009

中国、ワシントン金融サミットでの約束を履行

 中国人民銀行(中央銀行)が1日明らかにしたところによると、中国と国際金融公社(IFC)は数回に及ぶ折衝を経て、このほど中国がIFC私募債を購入して貿易融資に充てることで合意に達した。これにより中国は、昨年に米国・ワシントンで行われた主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)での約束を履行したことになる。「上海証券報」が伝えた。

 ワシントン金融サミット以降、中国は国際金融機関や多国間・二国間開発機関などのさまざまなルートを通じて、貿易融資への参与や支援を進め、可能な範囲でサミットでの約束を積極的に履行してきた。特に現在のような世界的に経済成長が鈍化する情勢の中で、多国間・二国間の貿易融資分野における協力を強化し、貿易投資協力を力強く推進し、経済復興を促進してきた。

 金融危機がグローバル貿易に与えた巨大な影響に直面して、世界銀行(WB)傘下のIFCは新たな貿易融資計画を積極的に打ち出し、様々な新しい信用限度額を提供して、貿易融資業務を取り扱う金融機関を資金面でバックアップしてきた。金融危機の影響を受けた貿易融資ルートの回復を助け、危機がもたらした世界経済の衰退に対処するのが狙いだった。中国も今後、IFC私募債を購入して貿易融資に充てる方針だ。

 中国はまた、地域の多国間開発機関による貿易融資の発展に向けて資金面で支援を行っている。中国は米州開発銀行(IDB)に正式に加盟した後、IDBグループ傘下のIDBに2億ドル、米州投資公社(IIC)に7500万ドル、多国間投資基金(MIF)に7500万ドルをそれぞれ融資し、中南米・カリブ地域の経済発展や貧困撲滅事業を支援するとともに、当該地域の貿易融資の発展に向けて良好な外部環境を作り出している。中央銀行の周小川行長(総裁)はこのほどIDBの50周年年次総会に出席した際、中国が引き続きIDBメンバーと手を携えて危機に対処し、中南米・カリブ地域の経済社会の発展を促進していく意向であることを改めて表明した。

 これと同時に、中国は承諾した義務を一貫して真剣に履行しており、融資の増額や贈与などの方法で、これまでに累計6億5千万ドル以上の資金を複数の多国間開発機関に提供している。直接の贈与のほか、総額2400億ドルを拠出して支援先と共同でさまざまな二国間協力基金や地域協力基金を立ち上げており、当該地域の経済発展や貿易融資環境の改善を支援している。

 ワシントン金融サミット以降、関連国・地域の要求に応じて、中央銀行は関連国・地域の中央銀行や通貨当局と一連の二国間通貨互換合意に相継いで調印し、地域の経済・金融の安定を共同で維持するとともに、二国間貿易・投資の発展に役立ててきた。昨年12月には中米両国政府のはらたきかけにより、第5回中米戦略経済対話の成果として、両国の輸出入銀行が総額200億ドルの貿易融資合意に調印し、その資金は両国間または新興市場や発展途上の経済体との貿易の支援に充てられている。(編集KS)

 「人民網日本語版」2009年4月2日

G20第2回金融サミット

  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古