2009年4月9日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
更新時間:11:29 Apr 09 2009

北京と天津、高速鉄道で広がる可能性 ライフスタイルも変化

 初期統計によると、清明節の3連休(4-6日)期間中、京津高速鉄路(北京-天津)で天津を訪れた観光客は、10万人近くにのぼった。京津高速鉄路は昨年8月1日の開通から現在まで、延べ1000万人を超える乗客を輸送してきた。北京と天津という国際化の進む2都市の距離は高速鉄道の開通でさらに縮まり、一体化による両都市の相乗効果が際立ってきている。「住居は天津、職場は北京」というライフスタイルもすでに現実化しており、2都市をまたにかけて生活する市民もますます増えている。「新華網」が伝えた。

 従来は3時間だった北京・天津間の所要時間は、高速鉄道の開通で28分に短縮された。北京と天津という都市間の移動は、まるで同一都市の内部を移動するかのように便利となった。交通条件が変化しただけではない。人やモノ、情報の流れもずっとスムーズになった。国家統計局天津調査総隊の調査によると、天津市観光産業の08年の成長に対する京津高速鉄路の貢献率は35%に達した。天津への観光客が買い物に費やす金額は、旅行費用全体の33.5%を占めるという調査もある。天津観光業を引っ張るその効果は明らかだ。「乗高鉄、遊津城(高速鉄道で天津に行こう)」といううたい文句で、天津の観光業は大きく発展しようとしている。

 高速鉄道によって利益を受けているのは観光業だけではない。統計によると、京津高速鉄路の開通から8カ月で、大型中央企業による天津への投資は着実に増えている。これらの企業は、北京に本部事務所を置き、天津に工場を設けることで、工場の管理者が30分余りで事務所から現場まで行くことを可能にした。投資者にとっては「港に近いという長所を持つ企業が事務所の隣にできたようなもの」で、大きな利潤をあげることもできるし、便利な管理も実現となった。中央の科学研究機構と天津との協力も深まっている。高速鉄道の開通によって、多くのハイテク人材が、天津行きや浜海新区での起業を選ぶようになった。統計によると、天津にやってきて仕事をする優秀な人材はここ半年で40%前後増えた。

 北京と天津の一般市民にとっては、住宅・就職・消費・レジャーなどの数多くの資源を都市間で共有することが可能となった。天津での不動産購入を考えたり、天津に来て「相声(漫才)」を聞いたりする北京人。北京での就職チャンスをねらったり、北京の小劇場で前衛劇を鑑賞したりする天津人。両都市をまたにかけて仕事や居住、レジャーを楽しむ市民はますます増えている。(編集MA)

 「人民網日本語版」2009年4月9日

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