老舗食品メーカー「王致和」の商標侵害案、まもなく判決へ
北京の老舗「王致和食品グループ」がドイツのOKAI社を訴えた商標登録訴訟の第二審最終審理がこのほど、ドイツのミュンヘンの高等地方裁判所で行われた。王致和グループによると、「補償金を支払うなら商標を放棄してもいい」というOKAI社側からの要求を、同グループは「理不尽なもの」として拒否した。
ドイツのOKAI社は、王致和グループの商標をドイツで故意に先に登録した。これを知った王致和グループは07年1月25日、ミュンヘンの地方裁判所に起訴状を提出。同年11月14日の一審判決は、「OKAI社は、王致和グループの存在を知った上で、商標を登録していた」とし、「権利侵害と不当競争にあたる」との判断を下した。王致和グループはこうして一審での勝訴を勝ち取った。敗訴したOKAI社は08年2月25日、ミュンヘン高等地方裁判所に上訴を提出。第二審は今年1月22日に開かれた。(編集MA)
「人民網日本語版」2009年4月9日