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中国と米国が協力する原子力発電プロジェクトが起工

 中国三門原子力発電所一期工事が19日昼、起工した。中国と米国の最大のエネルギー協力プロジェクトとなるこの発電所には、新型原子力軽水炉プラント「AP1000」が世界に先立って導入されている。「新華網」が伝えた。

 起工セレモニーに出席した中国国務院の李克強・副総理は、起工を宣言し、「中国は原子力発電所の建設を積極的に進め、新エネルギー産業の発展に尽力していく」と語った。

 中米両政府は06年12月16日、加圧水型原子炉建設での協力と関連技術の移転を定めた了解覚書に調印した。中国国家原子力発電技術公司などの部門は米国ウェストハウス社と07年7月24日、第3世代原子力発電技術の移転と原子炉設備の購入に関する契約を結んだ。

 合意書によると、中国が導入したのは、ウェストハウス社が開発した第3世代加圧水型原子炉(AP1000)技術だ。AP1000を応用した原子力発電所は浙江省三門と山東省海陽の2カ所に建設される。19日に起工となった三門原子力発電所一期工事1号ユニットは、AP1000が応用された世界初の原子力発電ユニットとなる。2013年までに完成し、発電可能となる見込みだ。

 三門原子力発電所一期工事では400億元余りが投資され、発電ユニット2基が建設される。2号ユニットは2014年に完成し、1号ユニットと合わせて125万キロワットの発電が可能となる。三門原子力発電所には最終的に合計6基の発電ユニットが建設される予定だ。

 三門原子力発電所は同時に、中国による第3世代原子力発電技術自主化のためのプロジェクトでもある。中国は将来的に、AP1000技術を応用した原子力発電所を自力で設計・建設・管理・運営するという目標を実現する構えだ。

 中国大陸部には現在、11基の原子力発電ユニットが稼動しており、発電容量は総計900万キロワットとなっている。第11次5カ年計画(2006-10年)によると、中国大陸部は2020年までに、原子力による発電量を4000万キロワットにまで高め、発電総量の4%を原子力でカバーする計画だ。2030年にはこの比率を16%とし、世界平均水準に到達する予定。(編集MA)

 「人民網日本語版」2009年4月20日

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