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アジア新興国の資本市場は回復へ アジア開発銀行

 マニラに本部があるアジア開発銀行は21日、「金融危機の緩和と投資欲の増大に伴い、アジアの新興経済体の資本市場は落ち着きを取り戻し、ゆっくりと回復する傾向にある」との見方を示した。「国際金融報」が伝えた。

 アジア開発銀行が同日に発表した「アジア資本市場調査」によると、アジア新興経済体の資本純流出量は今年第1四半期、昨年下半期と比べて明らかに減少した。このことは、アジアの新興資本市場に対する海外投資者の見通しが明るくなったことを示している。同地区への資本純流入量は07年のレベルをはるかに下回るものの、流入量は流出量を上回る見込みだ。

 アジアの進行資本市場の資産価格は今年3月31日、前年同期と比べて42%近い縮小となった。インド・インドネシア・タイでの下げ幅は特に大きかった。

 アジア開発銀行地域経済統合担当の李鍾和氏によると、「アジアの新興市場への金融危機の影響は大きかった。だが欧米などの経済体が収縮する中、アジアの新興経済体の多くは今年も成長を続けている。アジアの新興市場はほかの地域よりも先行きがよい見通しだ」と語った。

 報告書によると、アジア新興市場の資産価値の評価が低いレベルにとどまっていることはバイヤーの興味を引き始めている。ここ数カ月、新興市場の動きは成熟市場を上回っている。海外投資のコスト低下や各政府の経済刺激策も新興資本市場の回復にとっての好材料だ。

 報告書によると、世界経済の行方がはっきりしていないことから、アジアの新興資本市場の回復にもある程度の困難が出ることが予想される。金融危機のダメージの大きさや長さなどのさまざまな要素がアジア市場回復を左右する原因となる。

 「アジア資本市場調査」はアジア開発銀行が一年に一回発表する報告書。アジア新興国の資本市場の現状と困難について評価を行う。(編集MA)

 「人民網日本語版」2009年4月22日

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