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中国都市で新節約主義が台頭 「ケチ」がブームに

 新節約主義は、「必要な消費やニーズを抑えない」という前提で、どうでもいい派手な消費をやめることを提唱している。

 「金融危機での影響はあまり感じません。生活のやりくりをするのがここ数カ月でますます好きになったということくらいかな」。ショートヘアとジーンズ、スポーツシューズといういでたちの馮帥さん(34)は、外見と同じくさっぱりした口調で語った。河南省鄭州市の民間企業に勤める馮さんは、仕事も順調で、家族仲もいい。周囲のみんなはそんな馮さんを憧れの目で見ている。だが金融危機以来、馮さんの生活にも小さな変化が起こっている。「新華網」が伝えた。

 「毎晩、パパイアを食べるのが習慣なんです」と馮さんは語る。「パパイアの値段は、前は一個5元だったのが今は一個8元に値上がりした。それでもこの習慣は続けたいから、一日に食べる量を1個から半分に減らしました」

 米商務省のデータによると、米国の個人貯蓄率は今年1月、1995年以来最高の5%に上昇した。ABCとワシントンポストが共同で行った世論調査によると、三分の二が「日常的な支出を減らした」と答えた。中国でも同様の事態が起こり始めている。

 だが馮さんは、「私にとって節約するということは、財布のひもをきつくすることとはちょっと違う」と語る。「お金を稼ぐのが大変な時には、収入を増やすよりも支出を減らすことの方が大切だというのは当たり前です。でも支出を減らすということは、消費しないということには直結しない。生活のクオリティーを下げないという前提でかしこく消費すればいいんです」

 中国はこれまでも、節約を大切にする国だった。「艱苦奮闘(苦しくてもがんばる)」というスローガンの人気は今も衰えていない。「三年新品、三年古着、継ぎはぎだらけでまた三年」という言い方も庶民に親しまれてきた。金融危機の寒風が吹くなか、「新節約主義」は各都市でブームとなりつつある。

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