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新エネルギー振興プラン制定中 風力発電に重点 (2)

 ▽新たな原子力エネルギー開発の内容

 報道によると、新プランの内容には原子力エネルギーの開発・利用も含まれる。これは従来のエネルギー関連2プランには含まれなかった内容だ。

 牛処長によると、原子力エネルギーのプラン規模は今後も拡大を続ける。従来のプランによれば、2020年の原子力発電の総設備容量は4千万キロワットに達するはずだが、国家能源局が発足して以来。設備容量が100万キロワットを超える原子力発電プロジェクトが35件認可されており、今後も引き続き増える見込みだ。計算すると2020年の原子力発電の規模は少なくとも7千万キロワットに達する見込みだ。

 廈門(アモイ)大学の林伯強教授(エネルギー経済学)は原子力発電の未来に肯定的で「現在の状況からみて、水力発電と風力発電とはいずれも自然の資源に依存するものであり、今後は開発コストがますます高くなる。原子力発電の発展はその反対で、技術の成熟ぶりにともなって、建設コストがますます低くなる」と話す。

 ▽太陽エネルギーには政策的支援が必要

 新エネルギーの中で技術的な制約が最も大きく、相対的に発展が遅れているのが太陽エネルギーだ。牛処長によると、小規模な民間利用プロジェクトを除けば、最近は発展が緩慢で、主な原因としてコスト面での制約の大きさや商業化技術に飛躍的発展がまたれる点などが挙げられる。技術が飛躍的に発展すれば、エネルギー問題は永遠に解決される可能性がある。

 発展改革委再生可能エネルギー発展センターの王仲穎主任がこのほどあるフォーラムで発表したところによると、既存の太陽発電コストや火力発電の送電コストに基づいて計算すると、太陽エネルギーを利用して1千キロワット時を発電するには1元の補助金が必要だ。現在徴収している再生可能エネルギー発展基金をすべて太陽エネルギーへの補助金に充てると、400万キロワット分の発電を支援することができる。太陽エネルギー設備の屋上への設置プランなどの措置を通じて、2020年には1千万キロワットから2千万キロワットの発電が実現される見込みだ。従来のプランでは、太陽エネルギー発電の設備容量目標は2020年に180万キロワットだった。

 牛処長によると、新エネルギー振興プランの革新は、技術的な難関を突破することになる。省エネ技術と異なり、現在新エネルギー分野で世界の主要国にはそれほど大きな開きがあるわけではなく、中国はタイミングをとらえて発展を加速させなくてはならない。この方面の技術で立ち後れれば、将来的に受け身の立場に立たされることになる。(編集KS)

 「人民網日本語版」2009年5月6日

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