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ゼロエミッションカー開発が決戦期に 2015年には量産化へ

 記者は10年前、ドイツのオペル(米GMの子会社)・ベンツ・BMWを取材し、「電動車や燃料電池車などのゼロエミッションカーは将来の自動車産業の発展方向だが、大量生産が行われるのは2025年から2030年頃のことになるだろう」との結論を得た。だが現在、米国・ドイツ・日本の状況から見て、さらに中国の状況から見ても、世界の自動車メーカー各社はゼロエミッションカーの大量生産を2015年までに実現しようとしている模様だ。当時の予想よりも10年前倒しでの実現となる。

 米デトロイトで今年初めに開かれたモーターショーとパリでこのほど開かれた国際新エネルギー車シンポジウムによると、ドイツのダイムラー社は2014年から2015年頃に燃料電池車の量産体制に入るという。またドイツは、燃料用水素の補給スタンドを2013年までに500カ所、2017年までに1000カ所設ける予定だ。トヨタも、燃料電池車の2015年の量産化を目指している。GMの燃料電池車量産化も2015年とされている。燃料電池車は世界中で産業化前夜を迎えている。

 一方、ローエミッションのハイブリッド車はすでに産業化段階に入っており、世界で総計100万台以上が販売された。日本の自動車工業はハイブリッド車の技術の力を借りて世界をリードする地位に踊り出た。だがハイブリッド車は、世界の自動車産業が従来のエンジン車からゼロエミッションカーへと向かう段階での過渡期の製品に過ぎない。

 同済大学自動車学院の余卓平院長(国家863計画・省エネ新エネルギー車プロジェクトメンバー)によると、燃料電池車の技術競争の激化につれて、世界の各メーカーによるゼロエミッションカー開発はすでに決戦期に突入している。自動車技術の変革と自動車産業のグレードアップでリードを取るのは誰か。将来の自動車工業の新たな覇者となるのは誰か。競争は日増しに激しくなっている。

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