CPIは1.5%低下、PPIは6.6%低下 4月の統計
国家統計局が11日に発表したデータによると、中国の消費者物価指数(CPI)は4月、昨年同月から1.5%の低下となり、低下幅は前月より0.3ポイント拡大した。「新華網」が伝えた。
中国のCPIは4月、全体で前年同月比1.5%の低下となった。このうち都市では1.7%の低下、農村では1.0%の低下となった。食品では1.3%の低下、非食品では1.5%の低下だった。消費品では1.5%、サービスでは1.4%の低下となった。4月のCPIは前月比では0.2%の低下となった。食品価格の低下率は0.8%で、そのうち新鮮野菜の価格は4.9%低下し、生卵の価格は2.7%上昇した。
1月から4月の累計で考えると、CPI全体は前年同期から0.8%の低下となった。このうち都市では1.1%の低下、農村では0.3%の低下となった。食品類は横ばい、酒・タバコと関連用品は1.9%の上昇、衣類は2.4%の低下、家庭用品とメンテナンスは1.8%の上昇、医療・保健と関連用品は1.2%上昇、交通・通信は2.5%の低下、娯楽・教育・文化用品とサービスは0.6%の低下、居住類は3.2%の低下だった。
統計局が11日に発表したデータによると、4月の工業品出荷価格(PPI)は前年同月比6.6%の低下となった。このうち生産財の出荷価格は8.1%の低下となり、採掘工業では21.5%の低下、原料工業では10.3%の低下、加工工業では5.4%の低下となった。消費財の出荷価格は1.7%の低下となり、食品類では2.7%の低下、衣類では0.1%の低下、日用品類では0.4%の低下、耐久消費財類では2.7%の低下となった。(編集MA)
「人民網日本語版」2009年5月11日