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高級車が「高級」なのはどうしてか?

 世界の高級車には1000万元以上の車種もざらにある。普通の自家用車と比べれば100倍以上の値段となる。だが高級車の販売は依然として、記録的な売り上げを中国市場で見せている。上海モーターショーでは、100万元以上の高級車に184台もの注文があった。高級車にはどんな魅力があるのだろうか。同じ陸上を走る乗り物なのに、あんなに高いのはなぜなのだろうか。「北京晨報」が伝えた。

 ▽希少価値

 自動車はすでに、大衆消費の時代に入り、贅沢(ぜいたく)な高級品ではなくなった。一方で、少数者をターゲットとした高級車も販売されるようになった。誰もが使っているものを欲しいと思う人はいない。自分の持っているものは特別なものであってほしい。できれば世界でひとつしかないものであってほしい。「限定生産」を銘打った商品に価値が出て、消費者がそれに飛びつくのは、そんな思いがあるからだ。

 世界最高級のブランドが大量生産に乗り出さないのは、希少価値を失いたくないからだ。高級ブランドは販売量を競っているのではなく、消費者にとってのブランドの順位を競っているのだ。このような競争は、販売台数によって簡単に表されるものではない。仏メーカーのブガッティは毎年50台から60台しか生産しない。マイバッハやロールスロイスなどの年間生産台数も1千台に満たないが、その高級ブランドの地位はこれによって下がることはない。「ピラミッドのてっぺんのレンガは少ない」のだ。

 ▽手仕事による生産

 現代は工業化の時代である。大量生産が可能な流れ作業による生産ラインはメーカーの実力を示すと同時に、時代の進歩も示している。だがこのような生産方式は現在、消費者を積極的に引き付ける要素ではない。評判の高いのは逆に、手仕事だけで作られたものだ。欧州の高級品の多くは手仕事による生産を通じてブランド価値を獲得している。このような生産方法は表面的にはおくれているように見えるが、職人の高い技術を示すものでもある。ロールスロイスはこれまで、完全手仕事による生産によって自動車界の貴族となり、特徴的な製造方法によって珍しいもの好きの高級消費者の心をとらえてきた。ロールスロイスが自動車界に君臨するようになったのも、このような特殊な企業文化を持っていたためだ。

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