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IEA「GDP成長率6.1%は高すぎる」 統計局が反論 (2)

 (2)GDPの成長と工業比重の低下

 ▽IEAの見解

 IEAは、GDPと石油・電力使用量の食い違いの理由として、中国の公表したGDPデータが実際の状況を反映していないという可能性を示した。だが多くの経済学者は、「石油や電力の消耗といった数的指標からGDPという付加価値指標を簡単に推算することはできない」と反論している。経済学者によると、エネルギー消費とGDPとのデータの食い違いは、エネルギー集約型の産業が大きく減速したことを示すにすぎず、経済全体の状況が公式データと大きく異なることを証明するものではない。

 ▽国家統計局の見解

 中国の産業構成は今年第1四半期、大きな変化を遂げ、電気使用量の比較的少ない第三次産業が急速に成長した。第1四半期、第三次産業の付加価値額の成長率は昨年同期比7.4%増となり、第二次産業の成長率を2.1ポイント上回った。GDPに占める割合も昨年同期の42.7%から44.3%にまで高まり、第二次産業の工業の割合を上回った。工業付加価値額がGDPに占める割合は昨年第1四半期の46.0%から44.1%に下がった。

 エネルギー消費の多い産業の生産量と電気使用量が下がる一方で、電気使用量の比較的少ないハイテク産業は急速な成長を遂げている。「一定規模以上の工業企業」の電気使用量の63%を占めるエネルギー高消費の6大産業の成長率は今年第1四半期、2.3%にとどまり、昨年同期から12.5ポイント下落した。電気使用量の増加率は、昨年同期の13.2%から今季はマイナス3.7%に急落した。「一定規模以上の工業企業」全体の電気量下げ幅を1.1ポイント上回る数字となった。一方で、情報化学品の製造や化学薬品の製造、生物・生物化学製品の製造、医療設備・機械の製造は10%以上の成長となった。通信交換設備の製造は34.7%の成長率を記録。これらの分野の成長率はいずれも、「一定規模以上の工業企業」の付加価値額の成長率5.1%を大きく上回り、GDP成長に大きく貢献した。

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