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中国科学院、2050年ロードマップを発表 GDPトップに

 中国科学院が10日に発表した「2050年科技発展ロードマップ」によると、中国のGDPは2050年に世界トップとなる見込みだ。「中国新聞網」が伝えた。

 中国のGDPは現在、米国と日本に次ぐ世界3位の規模を持つ。米投資家のジム・ロジャースはかつて、「中国は2025年までに米国を超え、世界最大の経済国となる」との予想を示している。米ゴールドマン・サックスのチーフエコノミストを務めるジム・オニール氏は、「中国は2027年までにGDPトップとなる」との見方を示していた。

 中国科学院のロードマップでは、「中国は2050年までに中等先進国の仲間入りをし、政治・物質・社会・精神・生態という5つの高い文明水準を持ち、高い開放性を持った国となる」との青写真が示された。

 ▽2050年の中国は政治文明の高度に発達した国となる。社会主義民主と法制が整備され、国家の統一や民族の団結、社会の安定、人民の政治権・発展権が十分に確保され、国家の安全もしっかりと保障されている。

 ▽2050年の中国は物質文明の高度に発達した国となる。GDPは世界トップとなり、一人当たりGDPは中等先進国の水準に達し、持続的・安定的・調和的な経済発展を維持し、科技イノベーション能力は世界をリードする水準に達する。人民全体が豊かで健康な生活を送れるようになる。

 ▽2050年の中国は社会文明の高度に発達した国となる。社会の公平と正義は確保され、人々の健康と長寿は実現され、労働人口と就職口は十分あり、人民全体が調和的に共存し、社会保障体系は整備され、都市と農村の一体化は効果的に実現され、地域格差は大きく縮小し、社会は創造力で満ちている。

 ▽2050年の中国は精神文明の高度に発達した国となる。国民全体が高水準の義務教育を受け、高等教育は大衆化を実現し、終身学習が国民の生活方式となり、活力に満ちたイノベーション型の人材が世界のどこよりも多くそろっている。愛国・勤労・誠実・友好といった道徳の気風が社会に形成され、世界各民族の文化と中華文化がお互いをひきたてあっている。

 ▽2050年の中国は生態文明の高度に発達した国となる。人と自然が調和的に共存し、生態環境の悪化が効果的に抑えられ、美しい自然環境と快適な居住環境が実現されている。

 ▽2050年の中国は高度に開放された国となる。世界の平和・公平・正義を守るための重要な勢力となり、中華民族と世界各民族との平等で友好的な共存を実現し、世界の進んだ知識を効果的に取り入れて自国の発展を進め、世界の発展に不断に貢献する。

 中国科学院によると、中国は、この大きな青写真を実現する過程で、新たな科学技術革命のチャンスを迎える一方、エネルギー・資源、生態環境、国民の健康、宇宙・海洋の開発、旧来・新型の安全問題などでの大きな試練も経験することになる。これらの問題は、科学技術の革新によって一つずつ解決しなければならない。(編集MA)

 「人民網日本語版」2009年6月11日

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