2009年6月12日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:11:00 Jun 12 2009

中国、20年以内にGDPトップに BRICsの影響も拡大

 ゴールドマン・サックスのチーフエコノミストを務めるジム・オニール氏はこのほど、中国経済が20年以内に米国に追いつく可能性があるとの見方を示した。新興市場国が先進国を追い上げるスピードが世界危機で速まっている。「中国新聞網」が伝えた。

 シンガポール「聯合早報」のウェブサイトによると、オニール氏は、中国経済が米国に追いつくと同時期に、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の合計GDPも先進7カ国(G7)を超えるとの予測を示した。オニール氏によると、数カ月前に一部の人が下した「BRICsの夢は危機によって崩れる」との判断とは裏腹に、新興経済国の上昇の勢いは相対的に強まっている。

 オニール氏は01年、成長著しい4カ国を指すBRICsという言葉を作った。オニール氏は当時、ブラジル・ロシア・インド・中国の4カ国が21世紀前半に一部の先進国を超え、世界の新秩序の土台となるとの見方を示していた。

 ゴールドマン・サックスは現在、今年の世界経済は1.1%のマイナス成長となるが、BRICsの平均成長率は4.8%となると予測している。

 オニール氏によると、世界経済の成長傾向を左右する新興経済国の力は、世界経済が好調だった時期よりも高まっている。ロシアの今年の経済成長率が下方修正を受けて大幅に鈍化したにもかかわらずだ。

 オニール氏によると、中国は2027年までにGDPトップの座を米国と争うようになる。BRICsの合計GDPも20年以内にG7を超える見込みで、その時期は従来の予測よりも10年前後早まった。今回の金融危機は、世界への影響力を中国が高めることに対して有利に働いた。中国がこれをきっかけに、今後の経済発展は輸出増加に頼ることはできないということに気付いたからだ。

 ゴールドマン・サックスは、今年と来年の中国経済の成長率を8.3%と10.9%と見込んでいる。一方、来年の世界経済の成長率は3.3%にとどまる。2011年から2050年までの平均成長率は、インドで6.3%、中国で5.2%、ブラジルで4.3%に達する。ただロシアでは2.8%にとどまる見込みだ。

 オニール氏はさらに、「国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)を超国家的な準備通貨の土台とする」という中国人民銀行(中央銀行)の周小川・総裁の提案について、「このような発想はとても魅力的だ」と評価した。(編集MA)

 「人民網日本語版」2009年6月12日

  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古