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世界銀行、中国GDPの成長予想を7.2%に引き上げ

 世界銀行が18日に発表した「中国経済季報」によると、中国経済は、世界金融危機の打撃を引き続き受けているものの、マクロ経済政策による経済刺激を通じて高い成長速度を依然として維持している。「新華網」が伝えた。

 世界銀行は、中国経済への評価を中国経済季報で定期的に発表している。最新報告によると、柔軟な財政政策と貨幣政策による刺激を通じて、中国の銀行融資額は急増し、政府の影響による投資も大きく増え、不動産部門でも積極的な兆候が見られ、消費も良好な成長傾向を保ち、輸入量も回復した。

 このような状況に照らして、世界銀行は、中国経済の今年の成長予想を7.2%に引き上げた。前期の報告では6.5%と予想されていた。世界銀行のシニアエコノミスト(Louis Kuijs氏)によると、今年第2四半期、中国のGDPは前期を大きく上回る急速な成長を見せた。この成長率は今後数カ月でいくらか弱まるとみられるが、中国経済は2010年には正常な成長軌道に入ると予想される。

 世界銀行の駐中チーフエコノミスト(Ardo Hansson氏)によると、政府主導の投資は中国経済の今年の成長を力強く支えている。第1四半期の消費は大きな成長を保った。輸出は依然として軟調だが、経済刺激策によって原料への需要は上がっており、輸出額も急速に回復し始めている。中国経済の今年と来年の成長は注目すべきものとなる見込みだ。

 また報告によると、製造業と個人投資の短期見通しは世界的にすぐれず、中国経済に全般的で急速な回復が現れることはなさそうだ。

 世界銀行シニアエコノミストのLouis Kuijs氏は、「中国は、展望のある政策や構造改革をすばやく行う必要がある」と指摘する。従来型の刺激策の打ち出しを今年は弱めることも検討すべきだ。そうすれば財政赤字を減らすこともできるし、来年の経済政策に操作の余地を残すこともできる。

 また世界銀行の報告は、「中国政府は今後、新たな状況下で成長潜在力の強い部門に資源を導き、発展中の国内市場を効果的に支え、農村居住者の都市化を進め、サービス業の開放を加速し、国民の収入レベルのアップによって消費を促すといった措置を検討していい」と提案している。(編集MA)

 「人民網日本語版」2009年6月19日

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