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世界上位500社 中国石油化工が初のトップ10入り

 米経済誌「フォーチュン」中国語電子版は北京時間の8日午後9時、初めて英語電子版と同時に「2009年度世界企業500社ランキング」を発表した。世界的な金融危機を背景に、今回のランキングは見どころが多かった。米企業はこの14年間で最も少なく、トップ3にも変化があった。米小売企業大手のウォルマートは昨年のトップの座を、オランダに拠点を置く石油エネルギー企業ロイヤル・ダッチ・シェルに譲った。中国企業は昨年の35社から43社に増え、新たに記録を更新。なかでも中国石油化工(シノペック)が世界トップ10入りを果たし、世界9位で中国企業としては最上位を占めた。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。

 見どころ1:米企業数が過去最低

 今年ランキング入りした米企業は140社で、「フォーチュン」の世界企業500社ランキングが始まった1995年以来、最も数が少なかった。米保険会社AIG、米住宅ローン最大手カントリーワイド・ファイナンシャル(CFC)、米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)、米証券会社リーマン・ブラザーズ、米銀行メリルリンチ、ワコビア銀行、米最大手銀行ワシントン・ミューチュアルなど米企業数十社が順位を落とした。今年日本企業は68社が選ばれ、総数で第2位だった。

 見どころ2:ウォルマートがトップを譲る

 商業界を支配していた米国の地位が少しずつ揺らぎ、世界トップの座が他者の手に落ちた。ロイヤル・ダッチ・シェルは08年4580億ドルの収益を出し、ウォルマートに代って世界最大の企業となった。1996年以降、米国以外の企業がトップの座についたのは初めて。

 見どころ3:中国企業43社がランクイン

 08年は人民元の対米ドル相場とその他主要国際通貨が切り上げられ、中国本土を主な市場とする中国企業の順位を押し上げる結果となった。

 今年ランクインした中国企業は過去最高の43社にのぼり、うち大陸部の企業が34社、台湾の企業が6社、香港の企業が3社だった。新たにランクインした9社はすべて大陸部の企業だった。順に、中国中鋼集団公司(372位))、河北鋼鉄集団(375位)、中国中信集団公司(415位)、中国聯合網絡通信集団有限公司(419位)、中国華能集団公司(425位)、中国航空工業集団公司(426位)、中国南方工業集団公司(428位)、江蘇沙鋼集団(444位)、交通銀行(494位)。

 見どころ4:中国石油化工が世界トップ10入り

 今年のランキングで、中国企業最大の見どころを石油の巨頭・中国石油化工が独占した。2078億1400万5千ドルの営業収入で初めて「フォーチュン」の世界企業上位10位に入った。昨年の石油価格の高騰により、今年の上位10位のうち石油会社が7社を占め、ウォルマートでさえ首位をロイヤル・ダッチ・シェルに譲り、中国石油化工も大きな利益を得た。

 一方、中国工商銀行は約159億5千万ドルの利益をあげ、中国で最も儲けた企業となった。しかしランク入りした43社の総利益はやや減り、970億3100万ドルにとどまった。

 見どころ5:聯想集団(レノボ)が落選

 昨年初のランク入りを果たしたレノボは、今年唯一ランキングから落ちた中国企業となった。グローバル化を図る中国の数少ない企業であるレノボは09年3月31日締めの決算で会社設立以来最大の赤字を計上した。

 また、新たにランク入りした9社のうち、江蘇沙鋼集団は大陸部で唯一ランク入りした民間企業で、中国の鋼鉄業トップ3のひとつとして知られる。(編集KA)

 「人民網日本語版」2009年7月9日

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