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日本経済復興の影に中国株?

 金融危機の「洗礼」を受けた世界で今、中国経済の力強い成長ぶりが注目を集めており、日本人投資家の間では香港や大陸の株式への関心がますます高まっている。あるアナリストの分析によると、日本人投資家の多くが今の中国を1980年代のバブル経済発生前の日本になぞらえ、日本が経験したようなことが中国でも起きると考えている。中国経済に厚い信頼を寄せ、中国株に期待する投資家も少なくない。中新網が伝えた。

 香港紙「文匯報」の報道によると、アイザワ証券は日本で香港株に投資する投資家を最も多く擁し、投資額も最も多い証券会社だ。同証券の赤池哲雄取締役(海外営業企画担当)によると、中国経済はアジア地域において先頭を行く存在であり、日本の1990年代後半の経済復興は主に中国経済に依拠していた。いうなれば中国が日本を養育したのだという。

 私募ファンド会社を経営する古庄秀樹氏の指摘によると、日本はここ数年、経済が低迷し、人々を失望させてきた。一方、中国経済は勢いよく発展し、成長への大きな潜在力を秘めており、これから中国の経済規模が日本を追い抜くことも考えられる。

 日本の投資家は一般的に、日本の経験が中国にも再現し、2010年に行われる中国上海バンコク博覧会(上海万博)の後に、中国経済は一層発展すると考えている。なぜなら日本では1964年の東京オリンピックと1970年の大阪万博の成功を受けて、1980年から1990年にかけての10年間に経済が「きらめくような発展」を遂げたからだ。

 大陸部では資本勘定が全面的に開放されておらず、日本人投資家は香港という国際金融プラットフォームを利用して大陸部市場に投資する方法を好んで採用する。香港証券取引所がまとめたデータによると、2007年10月から08年9月までの間に、日本人投資家の香港株投資の取引額は3184億元に達して、年間上昇率は36.96%に達した。外国人投資家の取引額全体に占める割合は3.4%で、06年10月ー07年9月期の3.7%には及ばなかった。だがアイザワ証券企画第二部の前田憲良マネージャーによると、経済危機の暗雲が徐々に晴れて、香港株に投資する同証券の顧客数は危機発生前よりも増加した。以前の顧客が戻ってきただけでなく、新しい顧客もどんどん増えている。これらの顧客達は今が百年に一度の投資チャンスであり、株式を安く手に入れる絶好の機会だととらえている。

 ファンド会社は中国市場で持ち株を増やすことを検討している。日本最大の中国投資ファンドである三井住友アセットマネジメント中国投資部門の季屏子マネージャー(ファンド担当)によると、日本の対中投資ファンドは増える一方で、業界では競争が日に日に激しくなっている。フコク生命海外証券部門で投資顧問を務める清水芳郎氏によると、同社は日本の大型年金ファンドを複数管理しており、投資先のうち大陸部と香港の株式の比率を高めることを考えている。現在の比率はわずか10%ほどにとどまる。同社は中国のインフラ建設、鉄道、消費、資源に関する銘柄を高く評価しているという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2009年9月7日

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