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世界的視点からみた中国経済

 ▽中国は世界の経済成長の重要な駆動力

 およそ一年前、米国のリーマン・ブラザーズが経営破綻し、国際金融危機が世界に広がった。

 一年後の今月10日から12日にかけて、世界経済を如実に反映する場として名高い世界経済フォーラム(WEF)の新リーダーによる第3回年次総会(2009年夏季ダボス年次総会、夏季ダボス会議)が遼寧省大連市で開催された。86の国と地域から1400人を超える政治・経済・科学技術各界の代表が参加し、「成長の回復」をテーマに話し合いを行った。開催日程表をみると、「中国の経済成長の世界的な影響」といった中国関連のテーマが多いことが目を引く。参加者は、中国経済が100年に1度といわれる国際金融危機に遭遇しながら、他国に先駆けて復興を遂げたことを口々に賞賛し、中国経済の行方にますます注目が集まった。

 今年上半期、中国の国内総生産(GDP)は前年同期比7.1%増加した。世界の主な経済体が成長への力を失い、マイナス成長にさえ陥っている情況の中で、中国の躍進ぶりは大いに注目された。国家統計局が11日に発表した今年1ー8月の主要経済データからは、中国経済の緩やかな回復ぶりが一層はっきりとうかがえる。

 総会に出席した国務院の温家宝総理は「今回の100年に1度といわれる国際金融危機が中国経済に与えた打撃は非常に大きい。われわれは、難局に立ち向かい、落ち着いて対処し、すでに初歩的な成果を上げたと固く信じている」と述べた。

 WEF北京代表機関の韋瑞竜・首席代表は「中国経済の情況は予想していたよりもよい。中国は世界にこうした確信を植え付けつつある。今はこうした確信をうち立てることが非常に重要だ。中国政府はこうした点について多くの努力を重ねている」と述べた。

 シンガポールの呉作棟・国務資政によると、7.1%の成長率は敬服すべき成果であり、中国が下半期には、通年の成長率8%の維持という目標を達成することは確実だという。

 今回の年次総会では、アジアの新リーダーに関する世界規模の調査結果報告が発表された。回答者の7割が、2020年までは中国を中心としたアジアが、世界の経済体の中で最も影響力をもつ地域になるとの見方を示した。

 アジア開発銀行(ADB)の趙暁宇副行長(副総裁)は「アジアはこれからの10年間、世界の経済成長において非常に重要な役割を担うことになる。中国が非常に重要な成長の駆動力の一つであることは明白だ。アジア開発銀行の予測では、2040年までに世界の四大経済体のうちの3つがアジアの経済体となる。すなわち中国、インド、日本で、世界の成長に大きな貢献をするものとみられる」と述べた。

 証券会社バークレイズ・キャピタルのジョン・バーリー副総裁によると、中国政府が打ち出した4兆元の経済刺激プランは、中国が金融危機に対処するための措置であるだけでなく、世界規模で大国の責任を引き受けようとすることの現れでもあるという。

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