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製造業の品質競争力が低下 4つの問題点

 国家質量監督検験検疫総局が14日発表した2008年の全国製造業品質競争力指数によると、中国の品質競争力は安定的に向上する発展傾向を保ち、指数は前年比0.19ポイント上昇の81.18ポイントとなった。だが技術改良費の低下や管理システムの弱体化などの問題点がみられ、品質競争力の発展が力を徐々に失いつつある様子もうかがえる。「国際金融報」が伝えた。

 品質競争力指数は、ある数学的手法により算出された、中国製造業の品質競争力の総合的な水準を反映する経済の技術的指標。今回の指数は全国約25万社の製造業企業の関連データに基づいて算定された。

 今回の指数から次のような問題点がうかがえる。

 (1)技術改良にかかる経費が売上高に占める割合が低下を続けている。05年以来、大・中規模の製造業企業の技術改良投資の伸びが売上高の伸びを下回るようになり、技術改良経費が売上高に占める割合も、05年は1.79%、06年は1.54%、07年は1.44%、08年は1.37%というように低下を続けている。

 (2)管理システムの認証力が弱まった。一連の中小企業が倒産や操業停止に見舞われ、企業の合併再編が進んだことなどにより、全国の製造業管理システム認証証書の件数が07年より約3万件も減り、減少率は14%に達した。

 (3)企業がもつ発明特許件数の増加率が低下している。昨年の大・中規模製造業企業がもつ発明特許の件数は5万4223件で、増加率は前年の50.72%から27.72%に低下した。非金属鉱物製品業、電気機械・器材製造業、黒色金属(鉄、マンガン、クロム)精錬・圧延加工業など8業界で件数が減少した。

 (4)一部の業界で品質競争力が低下した。文化・教育・スポーツ用品製造業の品質競争力指数が前年に比べて0.29ポイント低下したほか、皮革・毛皮・羽毛とその加工品業は同0.35ポイント、家具製造業は同0.68ポイント、電気機械・器材製造業は同0.98ポイント、プラスチック製品業は同1.38ポイント、それぞれ低下した。

 質検総局の分析によると、製品の品質と競争力との向上は、中国の経済社会の発展における戦略的な課題だ。08年以来、中国経済の発展は絶えずチャレンジに直面しており、こうした重大な時期にあって、製造業の品質競争力を高めることは、内需の拡大や成長の維持にとって差し迫った必要性があるだけでなく、構造調整を進め全体の水準を向上させる上でも当然必要になることだという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2009年12月15日

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