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社会科学院青書「中国は新たな成長期に入った」

 中国社会科学院(社会科学アカデミー)は21日、2010年版の「中国社会青書」を発表した。2009年の社会情勢の分析を土台として、2010年の社会情勢をめぐる展望と予測をまとめたものだ。同青書によると、中国はこれから新たな成長周期に入るという。「国際金融報」が伝えた。

 ▽中国は率先して危機から脱出

 同院は今回の青書の中で次のように分析する。経済の復興、雇用の回復、消費の増加、物価の安定といった重要指標をみると、来年の中国は他国に先駆けて国際金融危機の影響から脱出し、新たな成長周期に入ることが予想される。中国経済はふたたび8%以上の国内総生産(GDP)成長率を達成する新たな成長周期に入るだけでなく、経済成長の周期的な推進力により大きく変化することが予想される。すなわち、産業構造のグレードアップ、経済社会の構造転換、国内消費の伸びへの依存度が一層高くなるという変化だ。

 ▽都市部住民の収入が増加

 同院社会学研究所の李培林所長によると、今年は都市部住民の収入が約10%増加するが、農民の一人あたり平均収入の増加率は6-7%程度にとどまり、都市部と農村部とで収入増加率に開きが生じる見込みだ。所得分配の問題について李所長は、ここ数年にわたり一連の措置が取られてきたが、全体としていえば、今ある格差が引き続き拡大する傾向にあると話す。

 ▽全体として「小康」レベルに

 李所長によると、09年のエンゲル係数は都市部で37%、農村部で約43%、それぞれ低下した。全体としては小康状態(ややゆとりのある状態)で消費を行える段階に入ったといえる。エンゲル係数は消費支出全体に占める食費の割合を示す指標だ。

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