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中国経済 10年は09年より順調に成長する(1)

 ▽経済は緩やかに成長する

 2009年の中国経済は、国際金融危機という大きな打撃を受けても、力強いV字型の回復傾向をみせて一年を走り抜けた。2010年は、経済の全面的な回復に向けても、また発展モデルの転換を追求する上でも重要な年だといえる。では新しい年の中国経済の方向性について、どのような問題に注意する必要があるだろうか。中国発展研究基金会の湯敏副秘書長(副事務局長)はこうした問いをめぐる質問に答える中で、「目の前に存在する深層次元の問題を解決するために、2010年には機会をとらえて大規模な構造改革を進める必要がある」との見方を示した。

 湯副秘書長は次のように答えた。

 質問:2010年の中国経済情勢はどのようなものになるか?

 2010年の中国経済の外部環境は2009年よりもよくなることは確実だ。またマクロ経済刺激政策の効果が全面的に現れるので、2010年の経済成長は2009年よりも順調だと予想される。経済成長ペースについていえば、2010年上半期は成長率がやや高くなるとみられる。今年第1・第2四半期は、比較の対象となる昨年の数値が低いということが主な原因として挙げられる。

 やや高い経済成長を背景にして、高インフレは出現するか。私は出現しないと考える。第一に、各業界は一般的に生産が過剰気味で、価格引き上げの原動力に乏しい。

 第二に、国際経済は緩やかに回復しているだけで、輸入型のインフレ圧力はそれほど大きくない。第三に、2009年は穀物生産が大豊作で、食品価格は農民の収入や農業コストの上昇に伴って上昇幅が一般の産業より高くなる見込みではあるが、価格高騰には至らないと予想される。とはいえ、農産品は天候の影響を受けやすく、変数も多いので、注意深く見守る必要がある。

 質問:2010年の発展には、どのような有利な条件があるか?

 2010年の中国経済の発展には有利な条件がたくさんある。真っ先に挙げられるのは、国際的環境が相対的に良好だということだ。米国、欧州、日本などの国・地域の経済が緩やかに回復し始めており、発展途上国も危機から抜け出した。よって外部環境は中国の対外貿易輸出にとって有利なものになったといえる。

 国内の状況をみると、民間経済や中小企業の積極性が凝集しつつある。国が打ち出した一連の内需促進措置や産業振興措置が実施されるのに伴い、需給いずれもが急速な成長への潜在力を備えるようになった。またこれまでの比較的緩やかだった通貨政策と財政政策とを受けて、企業に良好なマクロ経済環境が提供された。(編集KS)

 「人民網日本語版」2010年1月4日

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