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中国の風力エネルギー潜在力は25億キロワット超

 中国気象局はこのほど、国内初の風力エネルギー資源に関する詳細調査および評価活動の進展状況とこれまでの成果を発表した。それによると、国内の陸上における高度50メートル・3級レベル以上の風力エネルギー資源の潜在的開発能力は約23億8千万キロワット、水深線5-25メートル以内の近海区域海上における高度50メートル以上の風力エネルギー資源の設備容量は約2億キロワットに達する。

 国家気候センターの肖子牛主任によると、中国の陸上風力エネルギー資源は主に内蒙古自治区の東部と西部、新疆ウイグル自治区の哈密市、甘粛省酒泉市、河北省ハ上地区、吉林省西部、江蘇省の近海地域に集中し、これら7地域に千万キロワット級の風力発電拠点が1カ所ずつ設置されている。7地域だけで、陸上50メートル・3級レベル以上の風力エネルギー資源の潜在的開発能力は18億5千万キロワットに達する。

 今回の詳細調査・評価活動は、同局が2007年7月にスタートさせた重要な取り組みの一つで、気候資源の開発利用や気候変動への対処に向けた重要な措置だ。これにさきだって、同局は1980年代以来、風力エネルギー資源に関する調査活動を3回にわたり実施し、全国の気象台や気象ステーションの観測資料を利用して統計分析を行った結果、陸上の高度10メートルレベルの風力エネルギー資源の発電容量および分布状況を把握することができた。

 2004-06年に行われた第3回調査では、全国の技術的な開発能力は2億9700万キロワットに達することがわかった。だが現在では風力発電設備の高度がますます上がり、従来の数十メートルから100メートル以上の規模が一般的になりつつある。産業の発展に伴って、過去の調査で得られたデータや情報が役に立たなくなっていた。

 肖主任によると、このたびの詳細調査では高度120メートルレベルの多層的な専門的観測を行った。400カ所の風力測定タワーで構成された風力エネルギー資源の専門的観測ネットワークが構築され、従来の気象ステーションでは高度10メートルが限界だった風力観測能力が飛躍的に向上するとともに、一日あたり4億件の観測データ収集が可能になった。関連各部門および業界の専門家は、このたびの評価活動で得られた結論は、風力発電計画や風力発電施設の建設プロジェクトの立案に際して基本データとなり、中国の風力発電産業の健全で秩序ある発展の促進にとって参考にすべき重要な価値をもつものだと指摘する。(編集KS)

 *ハ:「土偏」に「覇」

 「人民網日本語版」2010年1月5日

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