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2009年の中国経済 一歩ずつ着実に前進

 「疑いの余地もなく、中国は昨年、世界で最も活力にあふれた経済体であったし、一年にわたるグローバル経済の暗がりの中で得難い光明でもあった。中国経済が他国に先駆けて復興したことは、世界に極めて大きな信頼の回復をもたらした」。

 2009年の中国経済について、世界的に有名なコンサルタント機関である米コンファレンスボードのエコノミスト、ウィリアム・アダムズ氏はこのように述べ、心からの感嘆の意を表した。こうした声は、多くの国際機関や海外の経済学者の中国に対する一般的な見方でもある。

 2009年の国際経済の舞台における唯一無二の「優等生」として、中国は力強い政策や調整を果断に実施し、苦難の末に国内総生産(GDP)成長率8%という目標を達成した。こうしたことも、中国経済の今年から今後数年間の成長に対する外界の信頼感をより高めたといえる。

 金融危機の影に覆われた2009年、中国は世界中の期待を裏切らず、「短距離走」に勝利した。これからはより大切な「長距離走」で勝利を収めることが求められる。

 最近、次のようなニュースに多くの人の関心が集まった。米国のあるメディア観測機関の分析・統計によると、「中国経済の勃興」は過去10年間の世界で最も注目を集めたニュース・事件であり、注目度はイラク戦争や「9.11」世界同時多発テロ事件、金融危機をはるかに凌ぐというものだ。

 バンクオブアメリカ・メリルリンチグローバルリサーチのエコノミスト、ルーティン氏によると、現在では中国経済の一挙手一投足に世界中の注目が集まっている。典型的な事例として、中国の購買担当者指数(PMI)は少し前までは全く知られていなかったのに、現在ではその動きに国際市場が神経をとがらせていることが挙げられる。

 クレディ・スイスのエコノミスト陶冬氏は「最近、われわれの少なからぬ国際的顧客が、中国は一歩ごとに着実に前進している、と感嘆するのをよく聞く」と話す。陶氏によると、これまでは海外の顧客が中国経済をこれほど高く評価する声を聞くことはほとんどなかったという。

 米大手調査会社・IHSグローバルインサイトのトッド・リー執行取締役は次のように話す。極めて困難だった国際環境の下で、中国経済の2009年の動きは出色のできばえだった。特に中国がこれまで輸出に大きく依存してきたことを考えると、昨年の一年間は中国にとって、1970年代末に改革開放を実施して以来、世界的な輸出の冷え込みが最も厳しかった年ともいえる。

 またリー執行取締役は次のように話す。中国は他国に先駆けて経済復興を達成できたことにより、国際金融危機の一層の悪化を阻止する上で極めて重要な役割を果たした。中国がこれほど急速に経済の低下傾向を逆転させることができなければ、世界の投資家や資金貸出機関のリスク回避の心理が一層長引き、グローバル経済の衰退もより深刻化したと考えられる。

 英国・ロンドンのシティ大学キャスビジネススクールの趙懐南・助理教授は取材に応える中で、「中国の2010年のGDP成長率は8%を下ることはなく、他の主要経済体を大きく上回ることが予想される。中国経済の2009年の動きは、重要な時期における中国政府の経済コントロール能力をふたたび印象づけることになった」と述べた。(編集KS)

 「人民網日本語版」2010年1月5日

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