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中国自動車市場「一人勝ち」の原因は?(2)

 ▽独自ブランドの発展が必須

 2009年の中国が世界トップの自動車大国になったことは疑う余地がないが、世界トップの背後には、多くの外資系メーカーがおり、中国市場から大きな恩恵を受けていることを忘れてはならない。また中国独自ブランド車は、市場構造やブランド面での制約などを受けて、まだ飛躍的な発展を遂げていないことも忘れてはならない。世界トップの自動車大国になった中国だが、自動車強国までの道のりはまだ相当に長い。

 販売台数のデータには、こうした現状がありありと反映されている。販売の分布をみると、09年には外資系メーカー上位5社の中国での累計販売台数は532万台を超え、乗用車販売台数全体の51.5%を占めた。

 車種や利益率をみると、独自ブランド車の昨年の販売台数は約780万台に達したが、価格は1台あたり5万元たらずで、利益率が3%に満たない軽自動車やローエンド乗用車、小型車、軽商用車の販売台数が400万台に迫った。排気量2.0リットル以上の自動車、高付加価値のミドルクラス・ハイクラス車、デラックスカーの市場では、国内独自ブランド車が占める割合は2%にも満たない。

 ある専門家の指摘によると、中国自動車工業の技術力は欧州、米国、日本といった伝統的な製造強国に比べてなお10年ほどの開きがあるという。工業情報化部の苗ウ副部長によると、中国が世界の自動車生産強国になれるかどうかは、次の3つの条件を達成できるかどうかにかかっている。第一に、国際競争力を備えた世界的に有名な企業やブランドを育成できるかどうか。第二に、国内市場と海外市場という2つのリソースを利用し、2つの市場を開拓し、国際市場で一定のシェアを占められるかどうか。第三に、コア技術と新技術の発展情況を掌握して、世界の自動車製品の技術的進歩を支え、引っ張っていけるかどうか、の3点だ。(編集KS)

 *ウ:「土偏」に「于」

 「人民網日本語版」2010年1月14日

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