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吉利、ボルボ買収へ そのもくろみは? (2)


 ▽知的財産権問題は買収最大の難点

 吉利とフォードが契約する前、外部では今回の買収は知的財産権の分割で行き詰るとささやかれていた。実際、この点が今回の買収で最も難しい点だった。フォードは1999年にボルボ社を買収しており、双方の技術融合と相互依存はすでに切っても切り離せないものとなっていた。このため吉利が指定する鍵となる知的財産権の買収にフォードは様々な懸念を残していた。

 契約成立後の記者会見でフォードは、知的財産権の使用分配についてフォードは吉利と合意に達したと発表。ボルボとフォードは各自のビジネス計画を推進し、誤った使用を合理的に避けるよう取り図った。さらに協議ではボルボが使用する一部のフォード側の知的財産権を、吉利を含む第三者に譲渡することも許可された。

 専門家は中国メーカーの企業買収例には失敗も多いと指摘し、今回の最大の焦点はボルボの技術とブランド、特に企業文化と管理方式をいかに転換するかにかかっているという。中国の大手パソコンメーカー聯想(レノボ)がIBMのパソコン部門を買収して5年、従来のIBMのクライアントを保留できず、レノボ自身のブランドも買収を通じて強化されることはなかった。ボルボはフォード傘下の世界の自動車市場で名声の高い有名メーカーで、欧米のエッセンスが濃いため、吉利が消化・吸収に手間取らないかが心配される。特に重要戦略の決定や将来的なブランドの運営などでスウェーデン側とうまく意思疎通を図れるかが非常に重要になってくる。(編集KA)

 「人民網日本語版」2010年3月30日


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