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中国の貿易赤字の裏側


 先に公表された中国貿易の統計によると、3月は72億4000ドルの貿易赤字を出し、04年5月から70カ月続いた貿易黒字に終止符を打った。山場を迎えている中米の為替相場争い。この貿易赤字が一体何を意味するのだろうか?中国の貿易情勢が突如悪化し、中国経済は今後貿易赤字の時代に入るのだろうか?

 実際のところ3月の貿易赤字は驚くことではない。商務部の部長は3月にこの状況を明らかにしていた。それに中国の官僚も為替相場争いを和解しようと米国に対し輸入増加を表明し、米国にチャンスを与えた。米国のほうも中国に「為替相場の操縦国」というレッテルを貼るのを先送りした。

 税関の統計によると、3月の赤字は輸入の大幅増加によるものだ。3月の輸出入商品主要国(地域)別表を見ると、米国からの輸入は94億6000万ドルと前年3月の62億ドルに比べ53%も増加、2月の64億4000万ドルと1月の77億6000万ドルに比べても明らかに増えている。3月の赤字は中国が自主的に黒字を放棄したのであって、中国の貿易情勢が突如悪化したのではないことは明らかだ。このため貿易赤字が長期的に続くことはない。今後中国が貿易赤字の時代に入るのではないかと心配する必要はない。

 ところで中国が自主的に黒字を放棄し、他国の輸出増加を図って米国をはじめとする先進国の人民元切り上げ圧力を緩和できるのか?米国は中国の顔を立ててくれるのか?米国の人民元切り上げ圧力は中国に対する毎月100億ドルの赤字のバランスを取るためなのか?---その答えはノー。米国の貿易赤字は人民元の為替相場が原因ではないし、人民元を切り上げたところで赤字のバランスを取ることなどできない。人民元切り上げは最も直接、中国の2兆4000億ドルの外貨準備高を目減りさせ、米国の負債を減らすと同時に中国経済に歯止めをかける効果がある。

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