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中日貿易は「疲労期」に 二大チャンスも

 中国社会科学院は25日に発表した「日本経済青書(2010)」の中で、ここ数年来、中日貿易は「疲労期」に入っており、二国間貿易が高止まりしているとの見方を示した。中新網が伝えた。

 ある統計によると、2005年から08年にかけて、中日貿易の増加率は年平均12%前後にとどまり、同期の中国の対外貿易全体の増加率の年平均約22%を大幅に下回り、中国・米国間貿易、中国・欧州連合(EU)間貿易、中国・韓国間貿易の増加率も下回った。特に09年の中日貿易は二けたの大幅減少となった。

 中日貿易の増加率は長期にわたって中国の対外貿易の増加率を下回り、中国の貿易総額に占める中日貿易の相対的な割合が低下している。この割合は1996年の21%から05年は12%に下がり、06年は11.8%、08年は10.4%となり、09年は10.36%まで低下した。そうはいっても09年には日本は引き続き中国にとって3番目の貿易相手国となり、中国は日本にとって1番目の貿易相手国となった。

 同青書の指摘によると、中日二国間貿易には中国側の赤字の継続的拡大、両国間の貿易摩擦の増加、日本の対中直接投資の継続的低迷といった問題が引き続き存在するという。

 社会科学文献出版社が出版した同青書は、02年以来の中日貿易において、中国はずっと赤字状態が続いており、02-09年の貿易赤字は累計1805億9千万ドルに上ったと指摘する。青書の分析によると、赤字を生み出す主な原因は、中日間では生産分野の貿易の占める割合が高いこと、中国が日本からハイエンド部品を数多く輸入していることにあるという。

 ポスト世界金融危機後の中日経済関係について、同青書は、今まさに二大チャンスに直面しているとの見方を示す。一つは世界経済が復興しつつあることであり、もう一つは鳩山由紀夫首相が「東アジア共同体」建設の構想を再三提起していることである。

 同青書によると、2010年の中日貿易は09年より増加するが、08年の水準に回復するかどうか、そのカギは日本の対中輸入が大幅に増加するかどうかにあるという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2010年5月26日

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