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北京、アフター受験消費がトレンドに?

 北京市では9日、2010年の大学受験シーズンが終わりを告げ、嗅覚の鋭いビジネスマンはさっそく受験会場を後にした受験生にねらいを定めている。北京市内の受験者数を8万人とし、一人あたり1千元を消費するとすると、総額では1億元近い売上高が発生することになる。市場の最前線をながめると、家電販売店、小売店、旅行会社、飲食店といったさまざまなビジネス分野の企業が、受験後に行われる消費(アフター受験消費)に的を絞った営業戦略を立てている。受験生・家族の約5割で、観光や飲食に関する出費がアフター受験消費の中心になる見込みだ。中国新聞網が伝えた。

 受験生対象の営業戦略で、各大型家電販売店は第3世代移動通信規格(3G)製品の販売に力を入れ、特に3G携帯電話とノートパソコンに重点を置く。国美や蘇寧などの店舗をたずねると、主力販売商品はデジタルカメラやデジタルビデオなどだ。

 家電販売店がアフター受験消費を重視するのは、過去数年間の同期に売上高が大幅に増加したという実績に基づいている。蘇寧の販売記録では、試験終了後一定の期間には3G関連商品の前月比売上高の増加幅が50%を超えたという。

 電子遊具は現在流行中の実用的な娯楽製品であり、アフター受験消費市場の人気商品とされている。中関村の大型販売店にあるたくさんの電子遊具専門店が、観光産業や外食産業などは試験の結果が出てから消費のピークがくるが、電子遊具製品は試験終了直後に売上ピーク期が始まるとの見方を示す。

 今年は端午節(旧暦5月5日、今年は6月16日)の休日が受験終了後に訪れるため、受験生とその家族が一緒に旅行に出かけることが可能だ。このため親子旅行の申し込みが殺到している。2010中国(上海)万国博覧会(上海万博)ツアーは夏休み旅行市場の最大の目玉で、航空券やホテルの価格上昇がツアー代金を押し上げている。日本、韓国、シンガポールなどの近い国を訪れるツアーも人気を集めている。

 外食企業の多くが、大学受験をめぐる外食消費の本当のピークは7-8月に訪れるという。消費で重要な役割を果たすのは、先生への感謝の気持ちを表す宴会のニーズだという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2010年6月10日

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