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大陸部と台湾の経済関係 制度化された協力の段階へ

 大陸部の海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長と台湾地区の海峡交流基金会(海基会)の江丙坤董事長(会長)は29日に重慶市で、両岸経済協力枠組合意(ECFA)と両岸知的財産権保護協力合意にそれぞれ調印し、文書を交換した。調印の会場は熱烈な拍手とまばゆいフラッシュに包まれ、その場にいた人々は海峡両岸の経済協力が新たなページをめくるという歴史的な瞬間に立ち会った。

 2008年6月以来、両会は協議メカニズムを再開し、これまでに12件の合意に調印し、2件でコンセンサスに達した。江董事長は調印された12件の合意を「12本の高速道路」にたとえ、「両岸の経済発展を加速させ、両岸住民の福祉を増強させ、両岸関係の平和的発展を一層前進させるもの」と指摘する。これと同時に、12件の合意プロセスにおいて双方が達した暗黙の了解や積み重ねられた相互の信頼関係も、同じように計り知れない貴重な財産だ。最も複雑で最も全面的、かつあらゆる経済活動に関わりをもつといえるECFAが、半年間で合意にこぎ着けたことは、良好な相互作用が土台となって成り立ったことだといえる。

 ECFAは序言、5章16条、5つの付属文書からなり、主な内容は経済、貿易、投資の各分野における双方の協力強化、貨物貿易とサービス貿易の一層の自由化促進、公平で透明かつ簡便な投資メカニズムと保障メカニズムの段階的構築、協力メカニズムの構築などだ。

 大陸部は台湾地区にとって1番目の貿易相手先であり、輸出相手先であり、2番目の輸入相手先でもあって、経済貿易関係は相当に親密だ。ある学者はかつて「ECFAは台湾のビタミンだ」といい、あるメディアは「ECFAは台湾経済の補骨湯(滋養強壮スープだ」と評した。こうした評価から、ECFAの台湾経済の発展に対する重要性がうかがえる。江董事長によると、ECFAへの調印は台湾経済にとって極めて大きな意義がある。また、これまでに調印された12件の合意は、両岸の時間的・空間的距離を縮め、地理的優位性や文化的優位性、両岸の優位点の相互補完性に基づく産業構造を構築して、台湾経済に一層レベルアップしたモデル転換や変身の機会を与え、経済の奇跡的発展というチャンスをふたたび生み出すものとなった。(編集KS)

 「人民網日本語版」2010年6月30日

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