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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:16:34 Jul 13 2010

中国人の嗜好が日本企業の戦略を左右する

 英国紙「フィナンシャル・タイムズ」が11日に伝えたところによると、日本の衛生設備メーカー大手のイナックスが通常提供する商品は、黒でなければ白といったシンプルなスタイルのものだが、中国ではもっと多様なスタイルが必要とされるという。「環球時報」が伝えた。

 イナックスは上海万博(2010年中国(上海)万国博覧会)の日本産業館に世界トップレベルの陶器製便器(世界一トイレ)を設置するにあたって、表面を金色に塗り上げた。ここから自社の製品を調整して、戦略的に重大な意義をもつ中国市場の意向をくみ取ろうとするイナックスの姿勢をうかがうことができる。

 イナックスの万博プロジェクトマネージャーは「日本人はシンプルで機能的なデザインを好むが、中国の消費者はよりデザイン的で装飾的な製品を好む傾向がある」と話す。

 ますます多くの日本企業が中国人の嗜好を考慮するようになっている。たとえば、イナックスは中国でバス用品やタイル、便器などを生産するようになって10年以上経つが、最近になって初めて中国をハイテクトイレ(自動化便座、シャワーブース、消臭装置、音声制御システムを備えたトイレ)の真の市場とみなすようになった。

 同マネージャーは次のように話す。中国での生産開始当初は中国で日本向けの製品を生産しているだけだったが、今では中国市場をますます重視するようになっている。市場を米ドル建てで計算すると、中国は今年、国内総生産(GDP)で日本を追い抜く見込みだ。中国という新興の世界的に重要な市場に直面して、世界の大手企業は自社製品を中国の消費者の嗜好に合わせることをますます必要とするようになっている。たとえば日本の自動車メーカートップになったばかりの日産自動車は、北京市にデザイン室を設立し、中国人にとってより魅力のある自動車の設計を支援したいとの姿勢を示す。

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