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中国、日本国債を6カ月連続で買い越し 日本は歓迎

 日本財務省が9日に発表した報告によると、中国による日本国債の買い越し額(購入から売却を引いた額)は6月、4564億円となり、6カ月連続の買い越しとなった。今年5月には、中国による日本国債買い越し額が7352億円に達し、1月-4月の買い越し額5410億円を上回ったことで、幅広い注目を集めている。「中国証券報」が伝えた。

 アナリストは、「中国による日本円の購入は、今のところ試験段階であり、主な目的は外貨準備のリスクを分散させ、将来のドル安による外貨準備の価値下落を防ぐこと」との見方を示す。

 また、日本国内の貯蓄が次第に枯渇し、ますます膨らむ日本の債務を国内の投資者だけで支えるのが難しくなってきている状況の中、中国による日本国債への投資拡大は、日本政府にとっても良い「助け舟」となる。

 ▽外貨準備の多元化が加速

 中国社会科学院・世界経済政治研究所の余永定所長によると、中国はドル資産を減らし、一部を他の資産に変えるべきだという。「他の通貨や資産形式が米国債の代替物としてたとえ理想的ではないとしても、分散させることが基本原則だ。そうすれば、短期的にはいくらかの損失となったとしても、将来米ドルが急激に下落した際、大きな損失を防ぐことができる」。

 現在、中国の外貨準備規模は2兆4500億ドルで世界一となっている。今年5月末現在、中国の保有する米国債の規模は8677億ドルで、4月末の9002億ドルよりはやや減っている。このほか、日本、韓国、香港、インド、シンガポールなど、主要な米国債保有国・地域も、中国と同様に米国債を削減している。

 三井住友アセットマネジメントの武藤弘明シニアエコノミストは、「中国は外貨準備のリスクを分散したがっている。日本円が人気なのは、ドル安による危険を回避するためだ。データによると、6月以降、ドルインデックスは下がり続けている。先週金曜日には6月7日以来の最低となる80.08で引け、80ポイントの大台に後一歩までせまった」と述べる。

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