2010年8月24日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:57 Aug 24 2010

3Dテレビ:外資系企業がリードの見込み

 3Dテレビ技術の開発に苦心している中国企業と対照的に、外資系企業はすでにソフト市場競争に備えたグループ形成を始めている。3Dテレビの発展を制約する最大の障害はソフトだ。外資系企業は現在、ソフトによって3Dテレビの販売量を伸ばし、市場の成熟を促そうとしている。「国際金融報」が伝えた。

 「テレビメーカーにとって次の焦点となる3Dテレビ競争で、中国メーカーはスタートに出遅れ、技術開発も後れている。このため相当期間、外資系企業の優位は明らかだと思う」--。中国電子商会の陸刃波副秘書長は「中国企業はインターネットテレビに力を入れ、LEDテレビや3Dテレビを軽視してきた。これは戦略ミスだった」と指摘する。

 シャープは18日、中国ワーナーとパートナーシップを結んだことを発表した。ワーナー側はシャープと提携してさらに多くの3Dソフトを制作すること、シャープの3D液晶テレビの購入者に同社の3Dブルーレイソフト「タイタンの戦い」などを無料提供する方針を明らかにした。これに先立ち今年3月、ソニー・ピクチャーズ・アニメーションとコロンビア・ピクチャーズは、3Dアニメソフト「くもりときどきミートボール」をリリースした。これとほぼ同じ時期に、サムスンとドリームワークスも提携。3Dソフトの共同開発、サムスン製3Dテレビ購入者へのドリームワークスの3Dソフト提供を発表した。

 3Dテレビはソフト不足のため、登場以来ずっとかけ声倒れで人気がでなかった。各社共に先を争って3Dテレビを発表したものの、市場の反応は鈍く、現在実際に市場に製品を投入しているのはソニーやサムスンなど一部の企業に限られている。中国市場での割合もまだ1%に満たない。外資系企業はソフトの壁を破ることで、成熟した市場を育て、販売量を伸ばそうと考えている。

 外資系企業がリードする競争準備を、中国企業は真剣に取り合っていない。ある中国系テレビメーカーの担当者は「いずれソフトはみなオープンになり、どのブランドの3Dテレビでも見られるようになる。こうした提携で何かが確かになるわけではない」と指摘する。

 市場調査会社・奥維諮詢(AVC)の調査によると、現在中国テレビ市場に流通している3Dテレビは13機種、市場規模は7500台で、主にサムスンがシェアを押さえている。

 中国企業は常に外資系企業と激しいテレビ市場競争を繰り広げてきた。だが最近の競争を見ると、中国企業は戦略ミスを犯し、インターネットテレビに力を入れて、LEDテレビを軽視したためか、今年第2四半期はほぼ業界全体が赤字を計上している。(編集NA)

 「人民網日本語版」2010年8月23日

関連記事
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古