2010年9月7日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:14:35 Sep 07 2010

レアアースため込む日本、中国に輸出制限緩和を要求

 「中東には石油があり、中国にはレアアースがある」。これはトウ少平氏の1992年の言葉だ。だがレアアース(希土類)は石油よりも貴重とされながら、中国はまだレアアースによって相応の富を得ていない。一方、日本や米国などのレアアース使用大国は、中国からレアアースを安く購入してため込み、戦略的備蓄としている。ある消息筋によると、日本が海底に貯蔵するレアアースは、少なく見積もっても今後20年分はあるという。大河網が伝えた。

 中国がレアアースの輸出制限を決定すると、日本は繰り返し中国に輸出拡大を求めた。日本のこうした不合理な要求に対し、中国側ははっきりと断った。

 ▽日本は対中圧力を増大

 レアアースとは、ランタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジム(Pr)、ネオジム(Nd)など17種類の希少金属元素を指す。ハイブリッドカー、携帯電話、超伝導体、精密誘導兵器など、ハイテク分野での広範囲な応用が可能だ。

 中国は2007年からレアアースの生産に関する指導的計画を実施し、輸出の削減をはかり始めた。商務部が今年下達した輸出割当額は、前年よりも40%少ない。中国が輸出制限措置を打ち出すと、米国、欧州、日本などの西側諸国から強い反応が返ってきた。昨年6月には米国と欧州連合(EU)が、中国はレアアースなどの戦略的物資の輸出を制限しているとして、世界貿易機関(WTO)に提訴した。最近は日本も中国に圧力を強くかける側に回っている。

 日本の経済産業省が8月中旬に述べたところによると、中国が今年7月にレアアースの輸出削減を発表してから、一部のレアアースは市場価格が20%値上がりした。先週北京市で行われた中日経済ハイレベル対話でも、日本はさまざまな場面でねばり強くレアアース問題を提起し、中国に輸出制限の緩和を求めるとともに、突然の輸出削減が世界の生産チェーンに影響を与えていると指摘した。

 日本側の集中的な圧力に対して、中国政府は道理を備えた力強い回答を打ち出してきた。商務部の陳徳銘部長は同対話の開催期間中、レアアースの輸出制限は経済発展の促進、環境保護、国家の安全といったさまざまな要因を総合的に検討した結果だ。中国はレアアースの輸出を制限するだけでなく、採掘、生産、貿易など一連の流れにも制限をかけており、こうしたやり方はWTOルールに合致していると強調した。

【特集】第三回中日ハイレベル経済対話

[1] [2]

  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古