2010年9月16日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:15:36 Sep 16 2010

「年間CPI上昇率、3%程度にとどまる」中国発展改革委

 中国国家発展改革委員会は15日、今年8月の消費者物価指数(CPI)上昇率は3.5%の高水準となったが、年間3%の目標は達成可能との見方を示した。中国国営の新華社通信が伝えた。

 8月のCPI指数は前年同期より3.5%上昇し、今年単月の上昇率としては最高値を記録、うち副食品に価格上昇が多く見られた。同委員会は、8月のCPI指数が上昇したのは季節的な需給変動や豚肉など農産物価格の反発上昇などによるものとしている。中秋の名月に当たる中国の伝統的祝日「中秋節」と中国の建国記念日「国慶節」を間近に控え、企業や販売店が商品の製造や仕込みを始めたことにより、豚肉や卵の消費量が増加し、価格上昇を招いた。さらに立秋を過ぎて気温が低下したことで、一部の野菜が市場に出回らなくなり、野菜価格に季節要因による反発上昇が起きたという。

 ただし今後の見通しについては、大幅な価格上昇が持続することはないと強調。その理由として以下の2点を挙げた。(1)穀物価格の安定が見込まれる。中国東北地域のうるち稲ととうもろこし、華北地域のとうもろこし、南部地域の晩稲(おくて)の生育状況がいずれも予想を上回っており、今年の秋季収穫穀物は豊作が見込まれる。これにより、穀物供給と穀物価格の基本的な安定が確保される。(2)豚の価格の安定が見込まれる。中秋節と国慶節の大型連休に向けて豚肉の供給確保をはかるため、今年4月に中央政府が調達・備蓄した冷凍肉の一部が段階的に市場投入されるとみられる。さらに現在、豚の生産能力は高水準を維持しており、豚と豚肉の価格は基本的に安定すると見込まれる。

 同委員会は工業消費財の価格についても、低下傾向を継続するとしている。また住宅関連、サービス関連の商品はほとんどが政府指導価格を採用しており、マクロ経済の状況に基づいて政府が価格を調整できるようになっている。このほか昨年後半からの持ち越し効果が薄れることも、今年上半期の前年同期比を押し下げるとみられる。これらの要因はいずれも年間3%の目標達成を後押しする。(編集YT)

 「人民網日本語版」2010年9月16日

  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古