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EU、米を抜き中国最大の貿易相手に

 米国が貿易や為替相場の問題で中国と争っているうちに、欧州連合(EU)が米国を抜いて再び中国最大の貿易相手となった。中国国際放送局のウェブサイト「CRIオンライン」が米ニューズウィーク誌の報道として伝えた。

 欧州連合理事会・外交関係委員会がまとめた報告書によると、今年7月現在、EUと中国の貿易額は3060億ドル(約26兆円)に達した一方、米国と中国の貿易額は2430億ドル(約21兆円)にとどまった。同委員会によると、中国は2兆7千億ドル(約230兆円)相当の米ドル建て外貨準備資産を売却し、ユーロを購入する見通しという。

 中国が輸入技術、インフラ、機械製造、ハイエンド消費財の面でEUに依存する一方、EU各国の大企業も中国市場で大きな成功を収めている。例えば、フォルクスワーゲン(VW)による2010年販売台数200万台突破や、イタリア企業による高級品市場への進出、ドイツ企業によるナノ繊維市場への進出などが挙げられる。EUの対中輸出額は年平均成長率49%という勢いで急増しており、輸出企業がここから利益を獲得している。中国も欧州企業の買収を進めている。

 注目すべきは、中国の経済発展に対するEU各国の懸念は米国の半分にも及ばないことだ。EUと中国の2009年の貿易赤字はGDPのわずか1.1%だったのに対し、米国は1.6%。EUは大量の雇用機会を国際貿易に頼っており、輸出産業の生産額がGDP全体の55%に達するのに対し、米国はわずか11%。このため、対中貿易に対するEUの警戒心は米国よりもはるかに薄いわけだ。(編集YT)

 「人民網日本語版」2010年9月20日

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