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韓国とEUがFTAに正式署名 中日韓の競争は熾烈化

 韓国と欧州連合(EU)は6日、自由貿易協定(FTA)に正式署名し、韓国はEUとFTAを締結した初のアジア国家となった。韓国「朝鮮日報」はFTAへの署名を受け、「EU加盟国27カ国の巨大な市場が韓国にその門を開いた」と評した。韓国メディアは、韓国・EU双方による関税の大幅な引き下げや免除を通じ、韓国の船舶や自動車などの業界のヨーロッパ市場における競争力が高まるだろうと分析している。一方、中国の専門家は、中日韓が国際的な輸出入市場において取り扱う製品の構造には重複があるため、3カ国間の競争が今後ますます激しくなり、さらに中国の対ヨーロッパ輸出は日本よりも大きな打撃を受けるだろうとの見方を示している。「環球時報」が伝えた。

 ▽韓国「東アジアのFTAセンター」となるか

 韓国とEUは10月6日、FTAに正式署名した。双方はFTA発効から5年以内に工業や農業などの部門における関税を98.7%免除し、将来的に全ての関税を撤廃する計画だ。ただし、双方は来年7月の発効に向けて努力するとしているが、韓国国内の分析では、正式な発効までにはまだ長い間待たなければならないだろうとする見方もある。韓国と米国は07年6月にFTAに署名したが、現在に至るまで正式に発効されていない。さらにこの間、韓国では社会を揺るがす米国産牛肉騒動の影響で、米国牛肉の輸入に反対する声が高まったため、韓国政府は米国と追加交渉をせざるを得なくなった。

 韓国「朝鮮日報」は7日の社説において、「EUおよび米国とのFTAが発効すれば、韓国は東アジアの『FTAセンター』となり、中国や日本とのFTA協議においても有利な地位に立つことができるだろう。経済的に見ると、韓国・EU間のFTAはこれまでに調印されたどのFTAよりも影響力が大きい」としている。

 韓国「東亜日報」は、「韓国が米国、日本、中国などよりも先にEUとのFTAに署名した。これは、韓国がこれらの国との競争において優位に立つことを表す。現在、韓国はすでにチリ、シンガポール、EFTA(欧州自由貿易連合:スイス、ノルウェー、リヒテンシュタイン、アイスランド)、ASEAN諸国、インドなどとFTAを締結している。このため、政府は韓国がすでにヨーロッパ、東アジア、米国を結ぶ『東アジアFTAセンター』としての基礎を固めたと認識している」と分析した。

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