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「人民元改革=人民元上昇ではない」外匯局

 国家外匯管理局は12日に発表した報告の中で、人民元レート改革イコール人民元の上昇ではなく、重点はレート形成メカニズムの改善にある、市場の主体は一方的な期待を寄せることをやめ、人民元相場が双方向に変動する発展状況に適応し、レートリスクについての正しい認識を確立しなくてはならない、との見方を示した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 今年6月19日に中国人民銀行(中央銀行)が人民元レート形成メカニズムを改革を一層推し進め、相場の弾力性を高めると発表した。同局は「2010年上半期中国国際収支報告」の中で、再びレート改革が行われた後、市場は一時的に混乱し、レートは双方向で振幅の多い変動を示し、人民元上昇への期待が徐々に弱まり、外国為替の需給のアンバランスな状態が緩和に向かった、としている。

 同報告によると、今年上半期には人民元の対米ドルレートの上昇幅が拡大し、その他の主要通貨に対するレートは上昇したものもあれば下落したものもあった。銀行間外国為替市場では再改革の後に取引価格の弾力性が増大した。

 今年6月末の人民元の対米ドルレート基準値の終値は1ドル=6.7909元で、2009年末の6.8282元より373ベーシスポイント上昇し、09年の平均より64ベーシスポイント上昇した。人民元の対香港ドル基準値は09年末から0.9%上昇し、対日本円基準値は同3.8%低下し、対ユーロ基準値は同18.5%上昇し、対英ポンド基準値は同7.5%上昇した。

 今年1月から6月中旬の直物相場の外国為替市場では、人民元の対米ドル取引額が基準値をめぐって小幅に変動し、取引価格の基準値に対する一日あたり変動幅の平均は0.02%だった。09年は0.04%だった。取引価格の一日あたり変動幅の平均は18ベーシスポイントで、09年より11ベーシスポイント低下した。6月19日の再改革スタート後、直物相場の銀行間外国為替市場での人民元の対ドル取引価格は基準値をめぐって大きく変動し、取引価格の基準値に対する一日あたり変動幅の平均は0.21%、取引価格の一日あたり変動幅の平均は172ベーシスポイントだった。

 現在、人民元上昇への期待は落ち着いている。今年6月末現在、国内・海外の先物市場では一年もの人民元対米ドルレート取引では人民元の上昇幅が平均1.5%となっており、09年末に比べて国内市場では0.6ポイント上昇し、海外市場では1.0ポイント低下した。

 同局によると、外国為替管理部門は今後、人民元レート改革のプロセスにより積極的に歩調を合わせ、人民元建て・外貨建ての金融派生商品(デリバティブ)を一層豊富にし、市場レートのリスク回避力を高める方針だ。(編集KS)

 「人民網日本語版」2010年10月13日

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