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中国クリエイティブ製品の輸出増加に注目 国連報告

 国際連合(国連)の五大機関(総会、安全保障理事会、経済社会理事会、信託統治理事会、事務局)が17日に北京で発表した「2010年クリエイティブ経済報告」によると、クリエイティブ産業における発展途上国の活力が日増しに増大しており、中国のクリエイティブ製品の輸出の伸びが注目を集めているという。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 同報告によると、クリエイティブ製品の輸出は発展途上にある経済体のクリエイティブ経済にとって新たな発展の方向性だ。中国の輸出額は850億ドルに迫り、世界市場で20.8%のシェアを占める。

 文化部の欧陽堅副部長によると、同報告は中国の文化産業界の国際的視野を押し広げ、中国に関連するデータと研究の結論は世界に向けて歩み出そうとする中国文化産業界の決意と確信を強めたという。

 報告の編集代表を務めた貿易開発会議クリエイティブ産業計画のエドナ・ドスサントス・デューゼンベルク主任(ブラジル)は、中国は発展途上国としてクリエイティブ産業市場で重要な役割を演じていると指摘する。

 デューゼンベルク主任によると、メードインチャイナからクリエイトバイチャイナへの政策転換により、学術界とクリエイティブ界との連携が強化され、文化クリエイティブ産業は中国の第12次五カ年計画(2011-15年、「十二五」)期間の基幹産業となる見込みだ。

 これに先立つ2009年7月に、中国初の文化産業専門プランとなった「文化産業新興プラン」が国務院常務会議により審議可決され、文化産業は中国の国家戦略産業に格上げされた。

 国内外のアナリストは、文化産業は経済発展を牽引するだけでなく、中国のソフト面での実力を強化するのに有利であり、中国文化産業は今後、新たな発展のピークを迎えることが予想されるとの見方を示す。

 デューゼンベルク主任は「政策環境は中国文化クリエイティブ産業の発展に有利だ」と話す。

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の中国駐在代表事務所のジュリアン・グレナ氏によると、中国が「十二五」計画の中で文化産業の発展を推進しようとしていることから、中国が経済発展ペースの重視から文化ソフト能力の強化へと転換しつつあることがうかがえる。

 グレナ氏は「メードインチャイナからクリエイトバイチャイナへの途上にあって、中国文化製品は中国のアイデンティティをより多く世界に示す必要がある」と話す。

 中国社会科学院文化研究センターの張暁明副主任によると、中国文化産業の現在の対国内総生産(GDP)比率は約2.5%で、基幹産業や戦略的産業の標準的な比率を5%として計算すると、「十二五」期間には文化産業の年平均成長率は20%に達すると予測される。

 世界経済が金融危機に直面し、国際貿易が全面的に低迷するという環境の中にあって、同報告は、世界のクリエイティブ製品・サービス貿易は情勢に逆らって増加する傾向にあり、文化クリエイティブ産業は経済低迷によりよく適応し、経済復興に貢献することになる、との見方を示す。(編集KS)

 「人民網日本語版」2010年11月18日

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