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国外メディア「公務員への人気集中は中国発展の障害に」

 2011年度国家公務員試験の募集業務が26日に終了した。最終的な応募人数は141万5138人にのぼり、最も人気の職種では競争率が過去最高の4961倍となった。「広州日報」が伝えた。

 ある国外メディアはこの現象に対して、「人々が競って公務員になろうとしていることは、中国の発展の障害となるだろう」と指摘した。一方国内の専門家は、公務員にこれほど人気が集まるのは、就職がますます難しくなったことと、キャリアプランニングが明確でないことが原因だとする。

 ▽国外メディア:公務員人気により創業の積極性が失われる

 中国の公務員応募者が100万人以上にのぼったことについて、フランスメディアは「ホワイトカラーはいまや公務員に取って代わられた。公務員は今、中国の若者に最も人気となっている」と指摘。韓国メディアも「公務員試験のために中国全体があわただしくなっているようだ」と報道した。

 シンガポールメディアは、「公務員人気」は中国の発展の障害となるだろうと指摘する。同メディアは文章の中で、「中国社会の各層では現在、安定を過度に求める風潮が現れている。たとえば多くの人々が公務員という「安定した職」を競っている。バランスがとれ、規範化され、保障が確立され、法体系が整った社会環境においては、公務員はただの比較的安定した職業でしかなく、創業の意欲がある人材にとってはふさわしくない」とし、「現在の中国の『公務員人気』は、人々の自信のなさを表していると言える。事業をしっかりと発展させ、積極的に創業しようという人はいない。このまま行くと、国の発展に必要なハイエンドな工業化のプロセスが、安定を求める意識により悪い影響を受けるだろう」と指摘した。

 また、英国メディアは、中国経済は非常に速いスピードで成長しているのに、依然として公務員の人気が高いと指摘している。同メディアは、若者が公務員になろうとするのは、「安定」を追及するだけでなく、「権力」も主な原因ではないかと分析。文章の中で、「中国は世界的にも経済成長が最も速い大国で、個人投資が多くの就職機会を生み出した。しかしこの国では、権力と地位が得られる政府関係の職業が、多くの人に人気となっている。その中には一流大学の卒業生も含まれる」との見方を示した。

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