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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:17:55 Dec 16 2010

中小企業の5割「個性金融」必要

 最近、成長を続ける中小企業が中国経済の新たな成長点となっており、。雇用圧力を緩和する基礎的なパワーともなっている。中小企業の実際の金融ニーズや金融をめぐるサービスの現状を深く理解するために、香港上海銀行はこのほどヤフーと阿里巴巴のネットワークを通じて、全国規模で中小企業の金融サービスに関するニーズの調査研究を行った。オンラインでの3週間に及ぶ調査で、中小企業の管理職1763人が各企業を代表して回答を寄せた。企業のタイプは、製造型、貿易企業型、プライベートエクイティティ・ベンチャー投資、生産・貿易型外資系投資企業など。新華社が伝えた。

 調査対象となった企業の規模をみると中小企業が中心で、売上高では3千万元以上2億元未満が54.1%を占め、2億元を超える企業は5%にとどまった。また84.6%が国境を越えた貿易業務を行っていると答えた。

 調査の結果から、中小企業は銀行業務、現金の流通管理、資産管理計画、国際貿易業務の総合的情報などでの知識や経験が不足しており、国際業務に関する金融支援が早急に必要だということがわかった。中小企業の30.2%が金融商品への理解不足が、銀行取引で遭遇する最大の困難だとしており、このことが適切な金融サービスを利用して金融面での苦境を回避したり解決したりすることを相当程度疎外しているという。

 国際市場の開拓過程で、中小企業の金融ニーズがますます多様化しており、中小企業は銀行から全方位的な金融支援を受けることを希望している。銀行から最も受けたい専門的なコンサルティングサービスは、企業の資産管理、現金の流通管理、財務状況の評価の3点に集中している。

 中小企業は各企業の状況に対応した「個性化したオーダーメードの金融プラン」を求めている。中小企業の50.8%が銀行の画一的なサービスに不満を表明し、回答企業の半数近くが方向性をもった解決プランのないことが、銀行とやりとりする過程で出会う最大の困難だとの見方を示している。また銀行のオーダーメードの金融プランがほしいとする企業は6割を超えた。

 同行の専門家によると、こうした調査結果から、中小企業の多様化した金融ニーズが銀行のサービスにより高い要求をうち出しており、顧客サービス担当者に優れた金融のプロとしての素質、関連業界の知識、強い専門家チームの支援を求めるだけでなく、銀行自身に広い世界的なネットワークと豊富な国際金融の経験を求め、企業が国際業務の中で回転を速め、効率を高めるのをサポートするよう求めていることがわかる。

 ある専門家によると、大陸部中小企業はアジア地域で最も競争力を備えた代表的存在になりつつあるが、極めて限定的な金融資源がその急速な成長を制約するボトルネックの一つともなっているという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2010年12月16日

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