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日系車が中国市場で急速拡大中

 中国では今年、自動車の販売台数が1800万台を突破する見込みで、華南市場がカギを握っていた。今年開催された第8回広州国際汽車展覧会(広州モーターショー)は、中国でますます過熱する自動車消費ブームを改めて印象づけるものとなった。また大手日系メーカーが先を争って中国市場に攻勢をかけ、未来の中国市場戦略をうち出した。中国新聞網が伝えた。

 華南市場はかねてより日系車が「占領」していた地域で、うち広東省の自動車保有台数は長年にわたり国内トップを占めている。このたびの広州モーターショーが華南地域や中国自動車市場全体に与えた波及効果と影響は非常に大きい。年初にはリコールの影響があり、多くの日系車が上半期の販売台数を低下させたが、トヨタ、マツダ、三菱、スズキなどの日系車メーカーは、中国市場の今後の発展の可能性に対し軒並み楽観的な見方を示している。

 ▽トヨタ:リコールの影響から徐々に脱出

 リコール事件の影響がトヨタの中国市場拡大の歩みを鈍化させた。あるデータによると、トヨタの中国での魅力が薄らいだことや、フォルクスワーゲン(VW)やゼネラルモーターズ(GM)といったライバルが中国市場の開拓に力を入れたことにより、トヨタの競争力が低下したという

 トヨタ自動車の毛利悟常務役員によると、トヨタが市場全体の増加ペースにやや後れを取っている主な原因は、今年は政策の誘導により排気量1.6リットル以下の低排気量車の市場が大幅に拡大したが、トヨタでは低排気量車が占める割合は全体の3割前後に過ぎないということにある。今後は中国戦略を調整して市場の発展に対応することや、毎年10万台の増加を達成することを目標にして緩やかに前進していく。来年は中国で多数の新車種を発売し、販売台数90万台を目指す。

 ▽三菱:一層のシェア獲得を

 これまで中国市場で大きな業績を上げてこなかった三菱自動車だが、今年は一転して新たな戦略に打って出た。昨年は中国市場で輸入車1万4千台を販売しただけだったが、今年の販売台数は2万5千台を超える見込みだ。だがこれと同時に、生産能力の明らかな問題点が発展を制約している。三菱汽車銷售(中国)公司の小西正秀董事長(会長)によると、生産能力のボトルネック問題は早急に解決される見込みという。

 同公司の飯田健治総経理(社長)の予測によると、2011年には三菱の輸入車の中国市場での販売台数は150%増加する見込みだ。このため広州モーターショーで5車種をお披露目した三菱自動車は今後、中国での新車導入を加速させ、来年はコンパクトクロスオーバー車「ASX」の1.6リットルタイプと中国で人気のスポーツ用多目的車(SUV)を販売することを計画しているという。

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