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台湾の鴻海精密工業、日立子会社を買収か

 台湾地区の鴻海精密工業株式有限公司はさきに奇美電子株式有限公司を買収したのに続き、また新たな買収劇に乗り出している。ある報道によると、鴻海は今月27日、日本の日立製作所と中型・小型液晶での業務提携に関する話し合いを行い、日立の液晶分野の子会社「日立ディスプレイズ」を買収して経営権を取得する意向を明らかにした。「国際金融報」が伝えた。

 報道によると、鴻海は日立とキャノンが合弁設立した日立ディスプレイズに約1千億円(約12億ドル)を投入する計画で、2012年3月前とその後1年以内との2回にわたり私募の形式で投入する予定だ。合弁企業はこの資金を利用して日本の千葉県に生産工場を新設し、2012年に稼働を開始して、主に中小サイズのLCD(液晶ディスプレー)パネルを生産し、製品は鴻海のスマートフォンに使用されるという。新工場が稼働すれば、日立製ディスプレーの年間生産台数は2倍以上に増加するとみられる。協力関係が締結されれば、鴻海は最終的に日立ディスプレイズの株式の半分以上を取得し、日立側の保有率は現在の75.1%から30%に低下することになる。

 ゴールドマン・サックスの分析によると、日立のこのたびの経営権譲渡は、再編業務での努力を物語るものであり、ねらいは赤字業務を切り離し、経営資源を社会のインフラ建設というコア業務に集中させることだという。鴻海は今後、日立の生産技術を取得して液晶ディスプレーの生産コストを引き下げることになる。現在のスマートフォンの売れ行き増加に伴う液晶ディスプレーの継続的な需要の伸びにより、鴻海は今回の買収を通じて大きな利益を得ることになるとみられる。現在、鴻海と日立サイドは協議を進めている。(編集KS)

 「人民網日本語版」2010年12月28日

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