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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:08:11 Jan 11 2011

3D業界の「ニワトリと卵」―ソニーの吉岡浩執行役副社長を訪ねる

 米・ラスベガスで6日-9日にかけ、大規模な家電展示会「2011 International CES」が行われた。ソニーの吉岡浩執行役副社長は会場で、「3D業界のハードウェアとコンテンツはまるで、『ニワトリが卵を生み、卵からニワトリが生まれる』のと同じ関係にある。3Dコンテンツが大量に打ち出されることにより、3Dハードウェア産業の発展も刺激されるだろう」と述べた。新華網が伝えた。

 3D専門設備の生産、3D映像コンテンツの制作、3D端末製品の生産など、3D関連の「全産業チェーン」を有する老舗メーカーであるソニーの吉岡副社長は、3D製品の市場普及を高く重視している。

 「私は世界各地を訪れ、消費者の声に耳を傾けている。すばらしい3D番組又は3Dゲームが発表されるごとに、消費者の3Dハードウェアに対する認識も大きく高まっている。しかし、最大の問題は3Dコンテンツが少なすぎることだ。特に昨年上半期はコンテンツの数が少なかった。」

 3D映画「アバター」の公開は、世界的な3D産業発展のきっかけとなり、3D時代の到来に向け、長期間にわたり技術を蓄積してきた各業界が一斉に製品を打ち出した。米国では、ソニーとディスカバリーチャンネル、Imax社が打ち出した3D映像専門のTVチャンネルがまもなく放送を開始するし、日本では、テレビでどの時間帯にどのような3D番組を放送されるかが3D番組表に示されるようになる。

 吉岡氏は「コンテンツが大量に打ち出されれば、我々の3Dテレビの売り上げも大きく成長するだろう。2010年度、3D製品はソニーのテレビ商品の10%を占めたが、2011年度は、この割合を25%にまで高めていく計画だ。3D業界において、ハードウェアとコンテンツの関係は『ニワトリが卵を産み、卵からニワトリが生まれる』関係と似ており、密接に関わりあっている」と述べる。

 3D製品の競争が幅広く発展していくに従い、市場の細分化も見られている。吉岡氏によると、現在3D製品の消費には2つのルートがあるという。1つ目は、専門の機関が専用設備で3Dコンテンツを撮影し、観衆は映画館で3D映画を見たり、家ではディスクやネットワークを通じて3D番組を見る、というもの。2つ目は、個人が撮影、放送、共有する3Dコンテンツだ。このため、携帯に便利でネットワークに接続できるデジタルカメラ、デジタルビデオの利用価値が今後高まると見られる。

 吉岡氏は「我々は、これら2方向における3D製品の競争をどちらも重視している。ソニーは今年、個人向けの3Dデジタル製品を大量に打ち出していく。これは、我々が後者に力を入れていくことを示している」と述べる。ネット上で自分の作品を共有したいユーザーに向け、ソニーは今年のInternational CESで、世界初のモバイルHDスナップカメラ “bloggie”(ブロギー)を打ち出すことを発表した。さらにソニーは今年、3Dコンテンツの撮影、放送、共有に便利な個人向け製品を打ち出していくという。(編集SN)
 
 「人民網日本語版」2011年1月11日

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